
第35話 闘牛士の栄光
英雄の息子・クーロは牛の角で足をつつかれ入院し、病院で悪夢にうなされていた。
ルイス・モントーヤはモントーヤ牧場の経営者。
ミゲルに柵を見に行かせた。
闘牛のマリネロをリングで殺すと言った。
リングにて、エクトール・ランヘルを銃で撃って弱らせて、事故死させた。
メキシコに来たコロンボは車で追突してした。
現地語がわからず困り果てていた。
エミリオ・サンチェス警部がやって来た。
一緒に牧場に来た。
事件にコロンボは首を突っ込んでいた。
まさに「仕事の虫」
メキシコでは「まぬけ」と言うらしい。
モントーヤは、エクトールが帳簿をやるから残ると言い、その後にアメリカに向かったと言った。
コロンボの聞き込みにサンチェス警部「評判通りのお方だ。でもエクトールを殺したのは牛ですよ」
コロンボ「細かいところにこだわるのは大事です。しかも目撃者がいない時にはね」
続けてコロンボ「エクトールさんが自分で戸を開けたんですかねえ?」
モントーヤ「そうです」
サンチェス警部はモントーヤに「気を悪くしないでくれ。客として連れて来ただけで、別に権限はないんだから」
モントーヤ「細かい男だな。でもなかなか面白い」
コロンボはサンチェス家族と市内でランチ。
妻が子どもを連れて、離れた。
サンチェス警部「これでゆっくり殺人事件の話が聞ける」
コロンボ「私はエクトールさんが死んだ時の話をしたいね」
サンチェス警部「でもあれは殺人事件じゃないでしょう」
コロンボ「誰かが牛を凶器に使ったってことは?」
サンチェス警部「誰がそんなことします?」
コロンボ「モントーヤじゃないかな?」
サンチェス警部「とんでもない。あまりにもとっぴすぎますよ」
コロンボ「私だったら捜査続けますよ」
サンチェス「わかりました。犯罪が行われたのなら、徹底的に追求しなければなりません。そしたら、あなたやってくれませんか?これで捜査してシロだったら、私の首が飛んじゃいます」
コロンボ「モントーヤはそんなに名士なんですか?」
サンチェス警部「伝説的英雄ですから。最も勇敢な人物として国中に知れ渡っています」
門の娘のニーナがアリゾナから帰ってきた。
モントーヤ「まず食事だ」
敷地内にコロンボがいた。
ニーナ「あの人誰なの?」
モントーヤ「見学者だ」
コロンボはミゲルと会った。
ランヘルの荷物を息子に届けると言うが、スーツケースに着替えが詰めてあった。
コロンボは病院を訪ね、クーロにも会った。
エクトールの尻に注射の跡があったため、コロンボは遺体解剖をサンチェス警部に勧めた。
コロンボは単身でモントーヤの屋敷を訪ねた。
遺体解剖をしたことでモントーヤは腹を立てていた。
麻酔薬について尋ねた。
「麻酔薬は置いてある」
さらに、麻酔銃もあった。
帳簿を見せてもらった。
帳簿はエクトールの字で亡くなった3日前に締めくくってあった。
エクトールが帳簿をやるから残るっていうのは、矛盾することになる。
さらにコロンボは「荷造りがしてあったのはなぜ?メイドも誰も知らないというのは、どういうことなんでしょう」
モントーヤは頭に来て「早々に引き取って、二度と来ないでもらいたい」
コロンボ「月曜にはロスに帰らなきゃいけないんで、でも誰かがまた来ますよ」
コロンボはサンチェス警部の自宅に来た。
風の強い日にはケープを濡らすことを知った。
クーロと会った。
「お父さんを殺したのはモントーヤさんだ。捜査に協力して欲しい」
モントーヤ「名誉毀損だぞ。コロンボ君」
クーロが1人でリングに入ったと聞いて、みんなで見に行った。
「ゲートを開けろ」
クーロは隠れた。
牛が走ってやって来て、モントーヤはすくんでしまった。
周りのスタッフが招いて牛は引き返した。
サンチェス警部がパトカーを呼んだ。
コロンボはサンチェス警部に、動機を伝えた。
「ぶざまな姿を見られたんだよ。それでエクトールさんを殺したんだ」
雨が降ったのは午後4時以降で、ケープも濡れていなかったことを思い出した。
「エクトールさんが亡くなったのは4時よりも前だ。だから、モントーヤさんも出かける前だったんだ」
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他国でコロンボの捜査の限界ギリギリのところ、無事に真犯人を検挙できた。
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第36話 魔術師の幻想
鼻にちょび髭をたくわえたダンディな大魔術王・サンティーニ(ジャック・キャシティ)
オーナーのジェロームと魔術クラブのショーの利益の取り分で揉めていた。
サンティーニ「搾られるのはもううんざり」
ジェローム「正体も経歴も知っている」
サンティーニは本名ステファン・ミューラーである元ナチス工員。
金を支払わなければ手紙を移民局に送るとゆすられていた。
娘のデラも助手していた。
ダニーという歌手に恋をしていた。
目玉のマジック「水槽の幻想」
9分20秒の間、ジュラルミンの箱で水槽に閉じ込められる。
サンティーニはこっそり地下に降りた。
ウエイターの赤い制服を着て大忙しの調理場へ。
娘が場をつないでいて、好評。
サッカリーがブランデーを届けた。
サンティーニはマイクを使って、部屋の中にいると思わせた。
サンティーニはジェロームの部屋の鍵をこじ開けた。
ジェロームはタイプライターを打っていた。
ジェロームを射殺し、レポートを盗んだ。
マジックのラストは、箱の中から飛び出したのは娘。
黒子がサンティーニだった。
コロンボがこぎれいなコートを着て現れた。
ウィルソン刑事が仕切っていた。
被害者は38口径リボルバーで心臓を撃たれていた。
コロンボは、死体の倒れ方から、当時の様子を再現した。
鍵を鑑識にまわした。
内側にひっかき傷があった。
銃は盗難品で、容疑者にたどり着かなかった。
翌日コロンボは、サンティーニの練習を見ていた。
サンティーニ「重要なのは、大きな手と滑らかな動きです」
ジェロームが殺された時にどこにいたかの質問に
「マジックのトリックにあたるので、秘密を明かすことが出来ない」
コロンボはこの晩ショーを見たいとせがんだ。
ウイルソンは、歌手が怪しいと言ったが、コロンボはサンティーニに決めていたから否定した。
名人でも開けられない鍵だった。
コロンボはショーの間、コーヒー1杯だけ注文した。
コロンボも熱心にマジックに見とれていた。
コロンボも飛び入りで舞台に上がった。
コロンボは特製の手錠を持ってきた。
サンティーニは簡単に外した。
「思った通りでした」と笑った。
サンティーニは「忘れ物です」と言って抜き取った警察バッジをパスした。
「水槽の幻想」が始まった。
コロンボは舞台裏のサンティーニを探し、無理やり倉庫へ入った。
サンティーニがいた。
「特別待遇ですよ。滅多に人を入れない」
抜け穴を見せてもらえた。
毎晩同じ時間にブランデーを運ばせていることも聞いた。
神経を鎮めるために。
サンティーニはアリバイになると思っていた。
入れ替えに娘が階段を上がっていった。
コロンボは、ブランデーを届けたサッカリーに
「サンティーニさんは楽屋にいた?」
サッカリー「たしかに声はしましたよ」
コロンボはマネージャーに「新顔のボーイがいませんでした?」
調理場は大忙しなので、新しい人がいても気がつかないと言われた。
わらでも掴む思いでコロンボは、マジックショップに入った。
マイクを使ったのではないか?と言われ、マイクを自腹で買うことになった。
ロス警察でウィルソンに「サンティーニがホシだ、動機がわからない」と言った。
被害者のジェロームは背中に汗をびっしょりかいていた。
汗がついたぴったりの椅子が見つかった。
サンティーニ「私を逮捕しにきても、目の前で消えたりしないと約束しよう」
椅子の前にタイプライターがあった。
タイプした紙が全く残っていなかった。
ウィルソン「これは最新式のタイプです。警察学校で習いました」
コロンボはサンティーニを呼び出した。
買ったマイクを使って声のトリックを暴露した。
移民局にあてた手紙を見せた。
サンティーニは燃やしてしまった。
なぜかコロンボは予備を何通も用意していた。
はっきりとリボンに字が残っていた。
これで、サンティーニがゆすられたという動機が成立した。
サンティーニ「私には自信があった。完全犯罪の」
コロンボ「お気の毒ですが完全犯罪なんてものはないんだ。それこそあなたの幻想ですよ」
サンティーニは逮捕された。
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天才魔術師の完全犯罪を阻止した。
コロンボの前には、完全犯罪などあり得ない。
今回は被害者が悪人っぽく描かれていて、容疑者には気の毒な面もあった。
娘と一緒に、別の州に出て独立すればいいのに、と感じた。
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前回の「刑事コロンボ」の記事はこちら(2020年7月12日)
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http://ameblo.mom/miyacar/entry-12610563628.html
では、明日。