
第134回
「源と萬平さんが真面目な顔して仕事の話ししてるなんて、うれしい」
と福子。
パーラー白薔薇では福子と敏子とハナの仲良し3人組。
ハナから「源ちゃんは、まんぷくヌードルが出来たらもっとたくましくなるんやない」
発泡スチロールを提案し、電話してみた。
源は「もう考えた。素材がもろいんや」
スープは再現出来ないため、一部粉とすることを提案して来た。
萬平は了解した。
忠彦は名木に「君は美大を出ている。これ以上僕から学ぶものはない。君が何を描きたいかだ。君の中にあるものをぶつければいいんや」
「僕の人生に強烈な体験がないんです」
その後、戦争に出た人をうらやましいと言って、忠彦を怒らせた。
大介「あんな泣きべそやったら、世の中の荒波渡っていかれへんで」
これを聞いた忠彦「どういう育て方をしたんや」
タカ「普通に育てたら、ああなってしまったの」
真一は製造部・営業部の長になった岡と森本に相談
「ラインが問題です」
「100円はやっぱり高いです」
社長室で、源と神部が発泡スチロール容器を提案
「よし、これで行こう」
「でも、もう少し薄く。まったく新しい容器にしてくれ」
発泡スチロールに決まり「母さんのおかげや、ありがとう」
源は電話して福子を喜ばせた。
帰りが遅い幸子を気にしていた鈴。
幸子とレオナルドが家の前で、別れに抱き合ったところを見て、鈴は絶句した。
第135回
鈴は抱き合っていたことを福子に言った。
「あの人とどういう関係なのか、聞いてきなさい」
福子が部屋をのぞいたら、幸は机に向かって勉強していた。
福子「誰かに送ってもらったの?」
幸「レオ」
福子「その人と仲がええの?」
幸「ただの友達」
萬平が麺の確認をしていたら、神部から問題が起きたと呼ばれた。
業者から届いた容器から臭いがしていた。
「臭いは致命的な欠陥だ。この問題は絶対に解決しろ」
世良「カップ麺なんかやめてしまえ」
夏になるとまんぷくラーメンの売り上げが落ちる。
「3分で作れる冷やし中華作った方が売れるで」
萬平は「それでは画期的な商品ではありませんよ」
鈴は克子の家で抱き合っていたことをしゃべった。
外国の人は挨拶で抱き合うのは普通だと言う冷静な意見も出た。
鈴「私が見ていない時にせっぷんでもしたかも。さっちゃんがたぶらかされている」
福子「もうやめて」
忠彦「(年齢が)同じくらいの人に相談しないと」
名木に相談してみた。
「わかりません。僕、女の人と交際したことないから」
パーラー白薔薇では、レオナルドはずっと日本にいたいと言って幸を喜ばせた。
アキラ「あの2人、間違いなく交際してるで」
福子は、発泡スチロールの匂いに悩む源を見て、成長を感じた。
第136回
6月の日曜日自宅で、発泡スチロールの容器から臭いを取ることを試行錯誤。
鈴「萬平さん、少しはさっちゃんの心配をしてあげたら?」
福子は大丈夫と言った。
世良から、「さっちゃんはダビンチ君とうまくいっているのか?」と言われていた。
萬平は「誰なんだ、そいつは。まさか、そいつと付き合っているのか?」
「源、お前は妹のことが心配ではないのか」
源「僕は発泡スチロールのにおいのほうが心配です」
福子は、萬平がムキになっているところを見て、安心した。
まんぷく食品でも、開発メンバーが休日出勤していた。
岡と森本が「顆粒状にしてみたらどうや」と提案をした。
タカも吉乃も、旦那たちは休日も仕事に出かけていると愚痴っていた。
大介は「今が勝負の時や」
忠彦「僕の弟子は泣いてばっかりや」
週が明けても、まんぷくラーメンの開発は苦戦していた。
幸はレオナルドと映画デートの帰りだった。
福子が家から出て来た。
幸「だめなの?レオと恋人になったら?お母さんは許してくれないの?」
ちょうど萬平と源も戻って来た。
幸は福子に「お父さんには言わないでおいて、お願い」
アメリカの容器なら臭わないのに、なんで?
鈴は「あなたは武士の娘の娘の息子なのよ」と励ました。
寝室で萬平が「幸に何かあったのか?」
福子「あの年頃にはいろいろあります。大丈夫です。萬平さんはお仕事に専念してください」
夜中に萬平が起き出して
「そうか」と何かひらめいて、源を起こした。
第137回
萬平は夜中の2時に源を起こして「アメリカ製の容器の船便のでの日数と保管状況を調べるんだ」
船会社に問い合わせ、熱して臭いが取れた。
かき混ぜればダマにならない粉末スープも完成。
自宅でまんぷくヌードルの試作品を福子ら3人に
味は大好評
さかし福子は「100円では高すぎる。私やったら買いません。麺だけだと寂しいかも。具が欲しいのではないか。もう一工夫、二工夫はしないと」
萬平は「シナチクやチャーシューでない、普通のラーメンに入っていない食材を、具にするんだ」
世良はパーラー白薔薇で「近頃、まったく連絡が無い。カップ麺の開発が難航して僕に合わす顔が、ないんやろな」
幸の話になった。
「レオナルドさんが金髪の女の子と歩いてた。
ピターッとくっついて歩いていたんや」
幸は英語のレポートで100点満点を取って福子と鈴に見せた。
「レオのおかげよ」
名木は「僕は恋愛をしたことがありません。偉人たちが残した言葉を調べるしかないのです」
忠彦は「弟子ってどうやって育てるんや」
お湯をかけて3分で戻る具材を探して、萬平と源は行き詰まった。
第138回
「彩りが華やかで洋風のものが欲しいんだ。もっと探せ」
萬平はイライラしていた。
神部「仕事が進まんのは僕のせいだ。君たちは期待されてるんや。探そう、まんぷくヌードルの美味しさを2倍・3倍にする具を」
世良「カップ麺はヒットするとは思えんな」
真一「今は具を探している」
世良「立花くんの暴走を止めるのが真一くんやないか。このままだったら、まんぷく食品はつぶれるぞ」
パーラー白薔薇ではレオナルドの金髪のウーマンの話
大会社の社員と結婚させたがっている鈴は安心した「まあ、良かったわよ」
店に来た時も、あの雰囲気は間違いなく恋人同士だったことを聞いて福子はビックリした。
鈴「もうレオナルドかダビンチか、どっちかにして」
福子「せやから、私たちは、見守るしかないのよ」
源は萬平にかみついた
「具なんかさんざん探したんや」
さらに源は
「まんぷくラーメンを引き合いに出されたら困るわ
麺やスープだってずっと進化している。無茶なことをいう」
萬平は
「常識の中に収まっていて、画期的な商品が作れるのか。
僕は絶対にあると思っている。
なかったら作ればいい」
福子は「きっとなんか思いつくわよ。萬平さんも信じてあげて。広い心で」
「ありがとう福子、お前が止めてくれなかったら
源とケンカになるところだった」
福子「私はあなたの妻で、源の母親ですから」
「あれで源が奮起してくれたらいいんだけどな」
「信じましょう」
鈴は、幸が気の毒だった。
源は夜も書物を調べフリーズドライという技術を見つけた。
その会社ではネギしか成功していないようだ。
「やってみよう」
萬平はニンマリした。
第139回
まんぷく食品に製造機が導入された。
しかし、結果が出るまで時間がかかる。
フリーズドライの試験が始まり、ネギはお湯で戻すことに成功。
ピーマンは嫌いな子どもが多いという意見も出た。
世良は社長室でまんぷくヌードルの試食
「うまい、これがまんぷくヌードルか」
萬平「いいえ、この中に具が入ってまんぷくヌードルになります」
幸は一人で悩んでいた。
福子は様々な大きさの種類のカップを紙で何種類か作った。
手に馴染みやすいのを試すことになった。
幸は部屋でも1人悩んでいた。
福子は「レオナルドさんのこと? 幸のことも心配。辛い時は辛い、助けて欲しい時は助けて、って言うて欲しい」
幸「私、レオのことがすきだったの。アメリカに帰るんやて、アメリカで結婚するんやて」
福子に言って、スッキリしたのではないだろうか。
萬平は、様々なカップを手にしてヌードルをイメージしていた。
「幸は大丈夫か」
「大丈夫です」
翌朝、幸はすっかり元気になっていた。
源は「スクランブルエッグは?お父さん」
萬平「いいじゃないか」
前回の「まんぷく」の記事はこちら(2019年3月11日)
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では、明日。