「かながわ名産店」内の特設会場。
漁師の話を聞きながら魚料理を味わう会
店はよこすかポートマーケットにある佐島漁師直営・地魚料理なぶら
漁師ことばで「魚の群れ」を意味する「なぶら」。
なぶら社長・平野敏幸氏
なぶら総料理長・森秀ニ氏

参加費2000円、参加者は12人。

平野社長は三崎水産高校卒業、4年遠洋漁船で修行、天職だと感じた。
外国等でも修行、最高8ヶ月丘に上がらなかったこともある。
しらす漁を始めて5年目。
この日も朝3時半起床、しらすを採ってから横浜に来てくれた。

2014年8月にテレビ東京「世界を魅了!!ニッポンのスゴ腕漁師」で密着取材を受けた。
佐島の鯛やタコは、築地でも高値。
午前中は佐島に来るのは料理屋ばっかり。
燃料費の値上げについて聞いてみたが、カツオ、イカ漁ほどダメージはないようだ。
最近は網とか漁の材料費に影響があった。
漁師にとっては、雷とモヤがこわい。
落ちる所がないから、船に落ちる(大きい客船なら避雷針がある)。
▼フリップを使いながら説明してくれた平野社長

しらす漁の説明(3/11 解禁、11月ピーク、年内)
1.魚群探索「なぐら」を探す
2.網入れ(150mのしらす網)
3.船びき
4.網揚げ
5.水揚げ
6.鮮度管理・1日300キロの氷を効かせて急いで帰港
7.釜茹・浜に戻り塩を加える(塩を入れないとまったく味がしない)
8.天日干し・風味を増す
9.直売・パック詰め
しらすは、1年で4回卵を産む、「サカナの原点」食物連鎖の元となる。
小さいから、痛むのも早いが魚の強さ、旨さを持っている。
秋は脂が乗っていてウマイ。
この日の料理

●豆腐としらす
茹で汁を自家製豆腐に流して、とろみをつけた。
フワフワの釜揚げしらす。

▼「目をつぶって食べると、相模湾が見えてきますよ」

●冷やし煮物
米なすを揚げ、ダシに漬けた(薄めの八方ダシ)
すずき、かます、沖ざわら(白身がしっかり)
えのきの素揚げがイカの風味のようだった。
なすはやや固めで食感を味わえるように

●刺身
(奥)キハダマグロ・今の時期美味しい
炙りタチウオ・熟成するため1日寝かしてある
ハガツオ・この時期は本ガツオより旨く市場に出回らない
(小鉢)生しらす
沖漬け
あら汁

「シークリスタル」という海草
アルギン酸ナトリウムで作った海藻麺

●デザート
白玉

森・総料理長
プリンスホテル等で修業を重ねた和食の調理経験豊富なベテランシェフ。
総料理長は言う、この日も採算度外視の料理。
店でも「お客さんが喜んでくれればいいよ」と、アイディアを認めてくれる。
料理人に取っていい環境、楽しく仕事が出来ている。
このお二人の相互の信頼が店にとっていい潤滑油になっているのだ。
最後に総料理長に挨拶して、パチリ。
緊張しちゃったと言われていたが、最初から最後までステキな笑顔だった。
