🌙恋は月夜に香る

月を見ると
思い出す恋がある。

もう二度と戻らないのに
匂いみたいに
記憶だけがふっと蘇る。

そんな
記憶を綴っています。


毎夜21時台に更新中!


※ほぼノンフィクションですが
少し手を加えています

※noteで先読みできます

 

 

蒼井美月(あおいみつき)

 

▪️過去3000本以上のコラムを執筆

▪️現在もフリーライターが本職です。

▪️ライター業では書けない、血の通った文章を書きたくてこのシリーズを書き始めました。

 

 

 

 

  【猫の匂いがした彼】

 

登場人物

亜希:18歳

ケイ:22歳

 

 

 

 

 

「店長・・あの・・そろそろ・・」

 

 

言いかけた時
店長の肩越しにケイが遠く見えた・・。

 

 

 

「亜希〜!」

わざわざ周りの人が

振り返るぐらい大きな声で呼んで

手を振ってやがる・・・。

 

 

怪訝な顔で

声の方に振り返る店長の顔が


ケイを見るなり、目がまんまるになる・・。

 

 

「え?ケイくん?・・どうしたの?」


「お久しぶりです」

 

 

 

??????


「・・・店長・・知り合いなんですか?」

 

 

「知り合いっていうか・・

顔見知りっていうか・・」

 

 

ケイに目をやると
ニコニコしてるだけだった。

 

 

「ケイくん、うちの駅ビルに入ってるCDショップから、

CDだしてるのよ・・1年前に。

二階の広場のステージでイベントやったりとかもしてるし・・」



「このビルで前から働いてる人なら、

大体知ってる感じよね?」

 

 

「そうかもしれないですね・・。

ってもう1年も前ですけど」

 

 

「それに、陽子さんにもよく話は聞いてたし」

 

 

・・・あ・・元カノか・・。

 

 

「どうもGardenとは縁があるみたいでボク」


いつの間にかわたしのうしろに回っていたケイが
わたしの肩に両手を乗せている・・。

 

image

 

店長が深く・・・大きなため息をつく

 

「まったく・・うちの子ばっかり」

 

うちの子ばっか・・ばっかり?

 


わたしが店長をケイの顔を交互に見てると・・。

 

 

 

 

続きは

 



 

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