🌙恋は月夜に香る

月を見ると
思い出す恋がある。

もう二度と戻らないのに
匂いみたいに
記憶だけがふっと蘇る。

そんな
記憶を綴っています。


毎夜21時台に更新中!


※ほぼノンフィクションですが
少し手を加えています

※noteで先読みできます

 

 

蒼井美月(あおいみつき)

 

▪️過去3000本以上のコラムを執筆

▪️現在もフリーライターが本職です。

▪️ライター業では書けない、血の通った文章を書きたくてこのシリーズを書き始めました。

 

 

 

 

  【猫の匂いがした彼】

 

登場人物

亜希:18歳

ケイ:22歳

 

 

 

 

 

 

私は保険をかけた。

 

 


一人になるのが怖くて。

 

 

 

ピピッ・・ピピッ・・

 

 

チッ・・

5分もしないで返信が返ってきた・・。

 

 

 

即レスしてくることにさえ
ウザさを感じて
心の中で舌打ちしてしまう。

 

 

そんな自分に、
自分で幻滅した。

 

 

『連絡無いから心配したよ。

余裕ないのはわかるけど

一方的に言われても・・オレはどうしたらいい?』

 

 

どうしたら良いって、自分で考えろよ・・。

 

 

・・・多分こんなフレーズがすぐに浮かぶってことは
もうまったく、この人には気持ちが残ってない。

 

 

少しイライラしながらも

そんな怒りが伝わらないようオブラートに包んで

あたりさわりなく返信を打っていた

 

 

『そういう事言えるって、私のことをわかってくれてないって事だよね?

・・悪いけど、今は考える余裕がないから、恋人としての関係はやっぱり続けていけない。

別れて友達に戻ろう』


送信⇐

 

 

 

すでにケイにしか向いてない私の心は
元カレに嫌悪感まで抱いている。

 

もう二度と会いたくない。

嫌いになった。


本当は言いたいのに・・

 

心にもなく

 

「別れても友達」

 

とか書いている・・。

 

 

そう、ここが

私がかけた保険。

 

 

 

『・・

 





 

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