バター不足で見直せるコト
生乳不足で乳製品、特に、バターの生産に大きな影響が
出ていますね。
近くのスーパーマーケットでも、前にはみられなかった
“ バターコーナーの空間 ” が目立ちます。
見慣れた風景とちょっと違うので
「 あれっ??? 」
という感じ。 「 バター、ホントに品薄なんだ ・・・ 」
という危機感をあおられている気がします。
でも、その代わり (?) という意味なのでしょうか、
マーガリンやマーガリン加工品のようなものに
スポットライトが ・・・
のような感じです。
このバター。
今、こうしてバター不足! と言われて動揺する人は多いのですが、
もともと日本人の食文化には無かったったもの。
これを機会に、家庭では
バターはもう使わない
という “ バターとの決別宣言 ” をするというのはいい案だと
思いませんか?
バターだけが悪いわけではないものの、
食の洋風化が、生活習慣病や糖尿病、肥満や高脂血症などの
たくさんの病気の一因だとは、だれもが認めることですよね。
その “ 洋食 ” に多く使われるのが、生クリームやチーズ、
そしてこのバターですが、いずれも
高脂肪 & 高カロリー
その脂肪にはかすかな甘みを含んでいるので、私たちの脳は
“ おいしい ” と感じてしまうのです。
( ヒトを含めた多くの生き物は、“甘み” をおいしいと感じるようにできて
います。 生命の維持のために必要だからそうなっているのです。 ^^ )
・・・ その結果、どうしても
食べ過ぎる ^^;
のです。
1955年(昭和30年) と 2002年(平成14年)の成人1人あたりの
1日の摂取栄養素を比較すると、
1955年 2002年
カロリー 2,104 1,930
たんぱく質 69.7g 72.2g
脂質 20.3g 54.4g
炭水化物 411g 271g
厚生労働省 「 国民栄養の現状 」
http://sugar.lin.go.jp/japan/data/jd4_01.htm
ですが、脂質の摂取量が約2.7倍も増えている! のです。
和食というと
・ 天ぷら
・ うなぎ
・ カツどん
という 油分の多い “ 近代和食 ” を思い浮かべますが、長い間日本人の
庶民が食べてきたものは、こうしたものではありません。
・ 米
・ 野菜の煮付け
・ 焼き魚
といった調理や味付けには、バターは当然ですが、サラダ油、ゴマ油
などを多用しないメニューで構成されたものを食べてきました。
この時代はこの時代特有の病気 - 例えば、かっけや栄養不足 - は
ありましたが、これはどれも
「 不足から起こる病気 」
ですよね。
でも、今、多くの人が悩んでいる、生活習慣病や糖尿病、高脂血症や肥満は、
「 摂り過ぎから起こる病気 」
です。
このバター不足をきっかけにして、
・ 日常のお家での食事は、バター無し
・ 時々外食をするとき、特別な日の食事に、
バターを使った濃厚なお食事
という 「 ハレ と ケ 」 のような食事ルールを作ってみるもの
おもしろいのではないでしょうか?
そして、これが健康をキープすることにつながるのなら
このバター不足、乳製品不足は、日本食を見直すことにも
つながって、意味あることだと思うのです。
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