つづきです・・・・。


 


主人は一人暮らしをしていました。私は時間をもてあます大学生。

前の彼氏も大学生だったのでほぼ毎日会っていました。

なので私は主人とも毎日会いたい。けれど主人は社会人。

きつかったと思います。

はじめのほうは私も猫をかぶり、主人の仕事の都合を考えて週の半分くらいしか会わないようにしていましたが、

(それでも主人は多いと思っていたらしい。)

付き合って三ヶ月を過ぎたころには、私は主人の家に住み着いていました。



主人は、誰でも知っているような大手で働いていると私は聞いていました。

お給料は30万近くあると言っていました。

21歳で30万・・・技術職でも無い場合それが普通ではないと気づくはずなのですが、

働いたことも無く、実家が自営業で父が若い頃から裕福だったため、そんなものなのかと、安易に信じていました。



そしてその時、ワンボックスの車に主人は乗っていました。

が、出会って一ヶ月ごろにはセダンの車も買っていました。

ワンボックスの車はおばあちゃんに買ってもらった、兄弟で使ってる・・なんて説明を受け、それも信じていました。



今振り返れば、おかしいなと思うことは多々ありました。

けど、主人は前の彼女に浮気されてとても好きだったけど別れた。浮気する人間が大嫌いだと泣きながら言っていました。

私の前の彼氏も浮気ばかりする人だったので、次こそは浮気をしない誠実な人が良い!浮気する人なんて最低!と思っていたので、大いに主人に共感したのでした。



なだれ込む形で始まった同棲生活。

家賃から食費。デート代まで全て主人が払っていました。

私はバイトもしておらず、親からのお小遣いで生活していました。



そんな中主人は転職をすると言い出しました。

お金が底をつき始めたのでしょう。

でもそうとは私には言わずに、営業職がしたいんだと言って、大手の職場を辞めてしまいました。



これは後から分かった話ですが、大手は大手だけども下請けのような形でお給料も20万あるかないかだったみたいです。

本人曰く、私に本当のことを言ったら付き合って貰えないと思ったそうです。



転職先の営業は順調にはいっていたようですが・・・

社風が非常に軽く、ずっと身を置いていていいのか?と思うような場所でした。

それでも毎日ちゃんと働いてくれていました。



疑わしいことも全くなく、会社に言っている間以外はずっとい一緒にいる。

相手を疑わないで信頼し合える関係ってこんなに素敵なんだ!!!と心から幸せをかみ締めていました。



当たり前のように結婚しようという話を毎日していました。

休みになると結婚式場を回りました。

両両親も、先に赤ちゃんが出来るよりは入籍だけでも早くしたほうが良いと言って反対しませんでした。


 


そして入籍二週間前。事件は起こりました。


これは本当に神様からの警告だったんだと思います。





それまで一度も勝手に携帯を触ったことはありませんでした。

心から信用していたから。

けどその日、私だけ夜中に目が覚めてしまって寝ることが出来なかったので、暇つぶしをする為に主人の携帯に手を伸ばしたのでした。