いそいそと歌舞伎座へ行きました。
『加賀見山再岩藤』(骨寄せ岩藤)を鑑賞しました。
1月に『鏡山旧錦絵』を観て
面白かったので、
楽しみにしていました。
今回はAプロ
巳之助さんの岩藤と
時蔵さんの尾上を観ました。
(若手を応援です)
『加賀見山再岩藤』は河竹黙阿弥の作品で
お家騒動(お家乗っ取り)絡みで
2つの話が盛り込まれています
(パロディ要素が高いのも特徴的)
1つは
5年前のお家騒動の延長で
お家乗っ取りに失敗し、
仇討ちで葬られた
岩藤の骨が集まり
亡霊となり蘇る。
(今風の面白い舞台装置でした。)
またまた悪さをする
姫様が祟られ病になり、
2代目尾上の失脚を目論むなど
お家潰しに加担する
不穏な流れ
人の怨念は怖いですね。
写真は松竹さんより拝借
巳之助さんの岩藤の亡霊
オドロオドロしています
草履打ちの場面の岩藤も怖い
でも何処か品性があります
時蔵さんの尾上の屈辱に耐え、
忠義を通す姿は、美しくカッコいい
前回「鏡山旧錦絵」の尾上は
儚さがあるが、
今回はパワフルで違う
岩藤が宙吊りで日傘を持ち、
花見をする姿は楽しそうで
ギャップがある。
桜の季節はお局さま、
女中さんも時間をもらえ
お花見や芝居が楽しみな頃だそうだ
もう1つは
巳之助さんの鳥井又助が
主人への忠義から人を殺めた。
しかし、
実は間違えて主君の奥方を殺害した事が発覚。
(お家を乗っ取りを企む輩から騙された)
又助は犯した罪に責任を取り腹を切る
忠義が報われないこの悲劇に
観客は涙・涙
一人二役の巳之助さんは役の幅が広く、
奥も深く感動でした。
巳之助さんも、時蔵さんも、
顔よし、声よし、姿よしで眼福です
選んでいるわけではないのですが、
巳之助さん、時蔵さんのを
良く観ています。
「加賀見山再岩藤」のストーリーは
お家乗っ取り騒動「鏡山旧錦絵」と
後半は「仮名手本忠臣蔵の勘平腹切」の
パロディーと言われている
(河竹黙阿弥の得意技)
江戸後期の人々は芝居にも慣れていて、
有名な作品のパロディーに
馴染みがあり好んだのかな?
歌舞伎座で、通しでの上演は
13年ぶりだそうで、
観れて良かったです。
帰りに三越の仙太郎さんで桜餅を購入
お花見の季節ですね
春分も過ぎ暖かくなってきたので
これからは外に出て
楽しむことになりそうです。
親愛を込めて!
With Joy & Love~![]()


