今日は娘がこの世に誕生した日。
私にとっては、自分の誕生日より
感慨深い日。
私の生き方も価値観も
変えてくれた娘との今世での
貴重な出逢いの日。
29年前の今日。
娘は誕生しました。
切迫流産、胎盤剥離、切迫早産と
トラブルが続き絶対安静が続き
入院生活の方が長かった妊娠中。
何度も諦めかけたり
もし、生まれても障害を持っているのでは
それでも逢いたいと祈り続けた日々。
出産の1ヶ月前から前駆陣痛が始まり
出産後も大量出血で
私自身が危険な状態に・・
そんな中でも大きな産声をあげて
泣いてくれた娘。
出血からの危ない状態でも
一瞬でも娘を抱くことが出来た
あの瞬間も抱いた感覚も忘れない。
顔を見て、呼吸していること
手足や身体を確かめ、
無事生きててくれたと安堵した4時間後。
大量出血からの危機的状況を脱し、
病室にやっと戻れ、母乳を飲ませた後、
担当医から告げられたのは病気の疑いが
あるという無情なものでした。
疑いだからと家族は受け入れて
いませんでしたが、
母親の勘というものでしょうか・・
妊娠中に覚悟を決めていたものが
現実になってしまった。
という思いがありました。
その後、どんどん衰弱していく娘。
検査の結果、
3万人に1人の難病である事がわかり
すぐに処置をしないと死に至る
という状態で緊急入院となったのです。
娘は副腎の難病で、当時は治療法が
確立し始めた頃で,
娘より年上の方の生存率はかなり低く
生後間もなく亡くなっていた病気でした。
すぐに治療を始めたら治る病気ではなく
一生、治療し続けなければいけないし、
よほどの医学の発展がなければ
亡くなる病気であることも告知されました。
その2日後、心臓にも疾患が
あることもわかり(私と同じ病気でした)
ダブルのショックを抱え、
産後肥立ちが悪いまま母子入院。
娘との障害と向き合う人生が始まったのです。
誕生を喜ぶ余裕もなかった
娘の29年前の誕生日。
29年という月日は娘にとっても
病気や障害との闘いであり、
理解されない家族や社会との
闘いでもありました。
生きづらさで今でも苦しい事だらけ
だったと思います。
年月はかかったものの
病気や障害と向き合えるようになった今、
やっと少しずつ、穏やかな日々を
過ごせるようになってきたように思えます。
今世、病気や障害。
それもかなりハードな病気を抱えてきた娘。
敢えてハードな肉体のモビルスーツを
着ることを選んできたことにも
意味があるように思います。
何より1番、私に影響を
与えてくれています。
存在しているだけでいい。
無償の愛という子育てに
気づかせてくれたのも娘でした。
その気づきは、息子の子育てにも
生かされていたと思います。
そう、母である私に
大きく方向転換をさせてくれたという
大役を担ってくれたのだと思います。
まだまだ生きにくい世の中。
同じ年齢の人たちとは
全く違う生き方を余儀なくされているけれど
比べることもなく、
ただただ、生きてくれる。
ただただ、そばにいてくれる。
そのことだけで、母は有難い。
未来のことを考えると
色々な感情や心配が湧き出てくるけれど
出逢ってくれてありがとう。
そして、母にしてくれてありがとう。
29年も生きててくれて
ずっとそばにいてくれてありがとう。
今日はそんな日です。
長くなりましたが、
また娘とのことも書いていきたい
と思います。
お付き合いいただきありがとうございます♡
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