昔、

トンチで有名な一休さんがさ、

死ぬ前に弟子を呼んで、

木箱を渡して、

「なにか困ったときは開けなさい」

と言って亡くなったそうな。

その後、

お寺が本当に危機的状況になったとき、

弟子達が木箱を開けると、

巻物が入っていて、

そこにはこう書いてあったそうな。





「なんとかなる」



弟子達は思わず笑っちゃって、

本当に寺はなんとかなったそうな。



※※※※※※



Twitterにも書いたんだけど、

高校時代、音楽の実技のテストがあって、

先生が「何やってもいい」って言ったので、

私は当時流行っていたチェッカーズを、

ギターで弾き語りしたくて、

父に「ギターを買って!」とねだったことがあった。






私立の女子高だったから授業料も高くて、

「ギターは高くて買えなかった」と、

父が買って来たのは何故かウクレレだった。

そして、

一冊のウクレレ教本を買って来た。





ウクレレ?

ダサッ( ̄□ ̄;)!!


しかも、

バッキー白片って誰やねん?


(バッキー白片師匠は94年に亡くなってます)


突き付けられた現実は甘くなかった。

うちは貧乏なのに、

無理に私を仏教系お嬢様学校に通わせていたのだ。

他の本物のお嬢様達は、

それぞれ素晴らしい楽器を手にして、

優雅に練習していた。



ヤバい、

万事休す!( ̄□ ̄;)!!



しかし、

偽物のお嬢様の私も諦めなかった。

ギターのコードをウクレレのコードに直すところから始めなければならなかった。

ギターは音楽の授業でやったから、

エーデルワイスぐらいは弾けた。

だが、

チェッカーズはムズい。

テストの日は刻一刻と迫る。



どんな無様なことになっても、

みんなに笑われても、

大恥かいても、


やるしかない、

やるしかないんだ!


そして、

私はウクレレを持って本番に望んだ。

音楽の先生は、

「おー、ウクレレか!

本格的なハワイアンが聴けるでえ」

とクラスのみんなを煽った。



本格的なハワイアンだとぅ?


そんなもん、


弾くつもりはないぜ?


私が弾くのはこの曲じゃ!


喰らえ!



https://youtu.be/VznMIBe5KHo




今となっては、

どうやって弾いたのか全く覚えてない。

とにかく無我夢中で高速で弾いた。

よせばいいのに、

2コーラス唄った。


(Twitterで占い界のジェイク島袋って言われたんだけど、私以外に高速ウクレレ弾きって居たのか)


みんなあっけに取られていた。

どう乗り切ったのかは覚えてないのに、

先生やみんなのポカーンとした顔はハッキリ覚えている。

無茶苦茶だったんじゃないかな、

とにかくやりきった。


何人かの友達は、

「良かったよ」

「頑張ったなぁ」

と声をかけてくれたが、

先生は期待はずれだったかもな。


せっかくハワイアンが聴けると思ったのに、

ぶち壊しにしちゃって、

ふざけてると思われたかも(>_<)


そう思っていて、

あとで先生の評価を見たら満点がついていた。









人生なんてさ、

なんとかなる、

なんとかなるもんなんだよ、

うん( ;∀;)



大人になった今は、

エレキ1本、アコギ2本持ってるのに、

なかなか練習しない。

「簡単に手に入る」

「いつでもできる」

って、そんなもんだよ( ̄ー ̄)



あの頃の自分を思い出せ✨



23日(水)28日(月)出演します↓