この世界は2元です。
「正しい」と「間違い」はセットです。
「善」も「悪」もない。
自分の正義を主張すればするほど、
誰かの悪になっているということ。
誰かを「悪」にすることで、
自分を正当化すれば必ず自分も誰かの「悪」になります。
それはブーメランみたいに自分に帰ってきます。
「人に迷惑をかけてはいけない」と日本では教えます。
「人に迷惑をかけるのは当たり前」とインドでは教えます。
迷惑をかけないように生きれる人なんて居るんでしょうか?
コロナが流行ってわかったはずです。
誰かの吐く息は誰かの吸う息です。
「感染しないように」「感染させないように」
なんてできません。
「迷惑をかけないように生きる」なんて無理なんです。
みんな迷惑をかけながらしか生きれないのに、
何故「自分だけは迷惑をかけてない、
あいつと私は違う!」と堂々と主張できるのでしょうか?
それは「自分だけは正しい」
「自分だけは許されてる」という謎の特別感です。
「謎の特別感」は恐ろしい、
正義の名のもとに人を裁き切りつけるのです。
無意識で人を切りまくり、
傷つけておいて、
「私は迷惑をかけてない、
だからあなたも迷惑をかけてはいけない」
と主張している人間がいかに多いか。
そして、
こういう人間は絶対に人を認めない。
営業自粛しない店に「自粛しろ」とビラを貼りまくる。
自分は正しい、
あいつは間違ってると信じて疑わない。
ほんの小さな自分だけの価値観や「枠」の中でしか生きてない。
そんな価値観なんか、
自分だけの世界でしか通用しないのに。
ある国で日本人が殺されました。
日本人はその国の人達の為に川の水をお金で買い取りました。
でも、川の下流の国の人間に殺されました。
日本では殺された日本人は英雄です。
殺した犯人は悪人です。
川の下流の人間にとっては、
その日本人は悪人です。
日本人を殺した犯人は英雄です。
私達は何もわかってない、
真実なんてどこにもない。
みんな間違いで、
誰も間違ってない。
どちらかを叩いてる限り、
その人は悪です。
どちらかひとつが正しいなんてない。
この世界に常識なんてない。
Twitterでもそうです。
何かをツイートすれば、
「あなたの言ってることは理解できません」
「あなたは間違ってます、こうするべき」
と言われます。
わからないならスルーすればいいだけのこと、
「べき」「ねば」なんていりません。
人を自分の思うようにコントロールするためのクソみたいなアドバイスより、
「一緒に飲もうよ、付き合うよ」と寄り添ってくれる人のほうがどれだけ癒されるか。
自分の常識で人を裁ける人なんかいない。
自分の常識で人を切り捨て、
そのちっぽけな「枠」にはめて自分の言うことを聞かすのが占い師だと言うのなら、
何のために占術を使うのか。
「あなたのためを思って」なのか、
「自分のためを思って」なのか。
自分がそうだったから目の前の人もそうに違いないと決めつける。
他人の人生や価値観は認めないのに、
自分の人生や価値観は認めろと言う。
自分の物差しでだけ人を計り、
相手の気持ちも尊重せず、
ひたすら自分の話を聞けと言う。
まず一旦自分の価値観は横に置いて、
「認めて、褒めて、受け止めて、待つ」
占術やアドバイスはそれからでしょう。
それができない人が活躍するのが今の占い業界だと言うのなら、
私は占い師なんかやめたい。
