先日、在宅緩和ケア医の萬田緑平先生の講演を聴きに行ってきた
結論から先に述べると
私の母は
萬田先生の言うところの
”幸せな死”
を迎えた人だったんだなぁ…
ということを確認できた講演だった
萬田先生はもともと
バリバリの外科医
たくさんの患者さんを看取る中で
終末期に介入する医療に疑問をもった
どんなに健康な人も
オギャーと生まれた瞬間から
命の砂時計は⌛️動き出し
死へと向かっていく
それは当然で当たり前のことなのに
弱ってきたら皆一様に
医療の力を借りて
一分一秒でも長く命を繋げようとする
”医療の現場では
死は敗北なんです
だから死なないように医者は治療し続けなければならないんです
自然な命の流れに抗うから
苦しいんです”
という言葉に納得
全く動けないのに
たくさんの管につながれ
栄養を送り込まれ
トイレにもゆけず
人として生きている実感や
充実感のないまま
ただただ最後の時を待つ
じっとしていることが苦手な私には
考えただけでも拷問だ
”そんな状態の人にも意思はあるのです”
と萬田先生はおっしゃいました
”その人の人生のエンディング
一番のクライマックスを
本人に決めさせてその希望を叶えてあげるのが僕の仕事”
先生が患者さんに
時間をかけて傾聴すると
認知症の方も希望を述べるし
喋らなかったお婆ちゃんが喋り出す
死ぬ前にしたい事を一つ一つ叶えていく
人は目標があると頑張れる
家族も言い残すことが無いように
悔いが残らないように
毎日を大切に
ともに過ごす
すると自然とみんなが
”死”を受け入れる
もちろん
主人公である本人も
そしてありがとうと言って
旅立っていく
見送る側もさよならだけど
満たされた心で見送る
私の母も余命が宣告されてからは
潔くエンディングに向けての準備を進めた
なかなか受け入れがたいこちらの気持ちをきりかえさせるかのように
お陰で彼女が望んだことは
やる事が出来たし
伝えたいことも伝えられた
萬田先生いわく
”親への最高の親孝行は
産んでくれてありがとう
あなたの子供で良かった
と伝えること”
それが出来たから
私自身後悔がなく
母の死を受け入れる事が出来たし
死生観も大きく変わった
19日は母の5回目の命日
改めて考える機会となった✨
さぁ
私はどんな人生のクライマックスを
迎えたいだろう🤔
毎日を大切に過ごすことから始めようかな
萬田先生は
この終末期の迎え方を世に広めたく
無料で講演されているそう
ご興味のある方は是非!
