前職で私はいわゆる「パワハラ」を受けていました。


当時の上司は、出世しか考えていない人。


利用出来る人はとことん利用したり、踏み台にしたりする人でした。


それでも、同じフロアの方には良くしていただいていたし、


途中で辞めたら迷惑がかかるから、任期までは勤め上げよう、と我慢していました。


ところがある日、私の堪忍袋の緒が音を立てて切れるような、決定的な事件が起こりました。


同僚の方々が、私に同情し、メンタルを真剣に心配して下さるほどの出来事でした。


その日、ズタズタに傷ついた心を持て余しながら、帰宅の途につきました。


このまま帰宅しても、立ち直れないだろうなぁ…


きっと眠れずに朝まで泣いて過ごすんだろうなぁ…


と思いながら運転していたところ、


なぜか急に、このまま泣き続けることが馬鹿馬鹿しくなりました。


「仕事、辞めてやる!」


「そうだ、今すぐハローワークに行こう!」と思い立ちました。



ちょうど、帰宅するなら右折、

ハローワークに行くなら左折、

という交差点に差し掛かったときでした。


後続車がいれば、諦めてそのまま右折して帰宅したのですが、


たまたま、後続車はゼロ。


交通量の多い交差点にしては稀なことです。


私は急ハンドルを切って左折したのでした。


ハローワークで手続きを済ませて、


求人票を検索している時に、今の職場の求人を見つけました。


その日、私を担当して下さったのは、とっても親切な年配の男性。


とても親身になって下さり、いろいろ会話をしているうちに、傷ついた心も少し癒えてきました。


興味を持った今の職場の求人について相談したところ、


すぐにオーナーに電話をかけて下さいました。


しかしながら、オーナーが希望していたのは、訳あってご自分より若い方。


私はオーナーの希望条件に当てはまりません。


それなのに、ハローワークのおじさまは、目の前でオーナーを口説き落としてくれたのです。


「〇〇さん(私のこと)と話してみたところ、凄く感じがいい人でですよ。


ぜひ、会うだけでも会ってみられたらどうですか?」などなど…。


オーナーを説得してくれた上、その場で、面接の日取りまで決めて下さいました。


そのおかげで、今の職場にご縁をいただきました。


後でわかったことですが、私が傷心でハローワークに行った日に、オーナーは求人を出していたそうです。


様々な偶然が重なって、出会った今の職場とオーナー、


何かに導かれたとしか思えません。


後日談ですが、セラピストのAさんに見ていただいたところ、


オーナーと私は前世でもご縁があったのだとか。


前世では、私がオーナーを助けたそうで、


その私への恩返しがオーナーの今世でのお役目だそうです。


不思議で運命的な私の転職物語でした。