「このあいだことわられたけど、きょうはOKなんだね」

たびのねこさんは、ゆきだるまさんにききました。

 

第45番でゆきだるまさんは、とけたくないからと、

ねこさんのねぶくろに入るのをことわりました。

 

でも、第47番のとき、いえの中でさびしくしているところに

ねこさんがきてくれたので、いちどはことわったねぶくろにチャレンジしているようです。

 

でも・・・ゆきだるまさん、ちょっとようすがへんじゃないですか??

てぶくろのねぶくろは、ゆきだるまさんにとって、とてもあついようです。

 

かおがとけて、ゆがんできて・・・

 

「やっぱ、かえらせてっ!!」

ねぶくろの中からとびだした、ゆきだるまさん。

「わたし、ながいきしたいっ!!」

 

ねこさんは、ゆきだるまさんがなにをいっているか

まったくわかっていないようす。

 

 

 

 

ゆきだるまさんが、かえってしまったあとの

てぶくろ(ねぶくろ)をみると、ぐっしょりぬれていました。

 

ねこさん、びっくりしながら、ようやくりゆうがわかった・・・かな?

 

おそらく、ゆきだるまさんは、さびしいときいえにきてくれた

ねこさんも、ひとりでねぶくろに入るのはさびしいからさそってきたのだろうと、

とけてしまう(しんでしまう?)キケンをおしてまでねぶくろに入ったんですねぇ~

 

けど、とけたらそれでおしまいなわけだし。

ねぶくろでとけちゃういがいのほうほうで、ながくなかよくできるほうがいいですよね?

 

まぁ・・・こんなところでどうでしょうか。


君がため 惜しからざりし いのちさへ 長くもがなと 思ひけるかな

藤原義孝 

 

 

会いたくても会えない、とか生きることとか、有功編が特にのめりこんだかも。でも、他の編も甲乙つけがたく、くりかえし読む作品。「大奥」よしながふみ