こんにちは。

 

大阪店舗仲介、未来区の奥田拓也です。

 

 

 

三部構成のとうとう最終話!

・前編をまだお読みでない方はこちらをぜひご覧ください。

中編はこちらです。

 

 

 

前回のお話で「テナント○○社で進めましょう」とオーナーからのお言葉をいただきました。

 

契約に向けていくつかハードル(協議事項)がありますので、ひとつずつ確認していきます。

 

店舗物件は経済条件の他に、

・看板プラン

・設備負担割合

・引渡し状態

・賃料起算日

等々を決めなければなりません。

 

某日、物件現地にオーナーさんテナント○○社長、ワタクシと集まりまして、協議事項を確認・協議いたしました。

 

概ね合意できたので後は、契約書類等の作成です。

事務手続きを粛々とやるだけです。

 

 

 

数日後、契約書の内容をご説明するため、オーナーさんの事務所へお伺いしました。

 

ここに最終関門がありました。オーナーご母堂の登場!

 

オーナーは法人です。ワタクシは今回のテナント募集担当の長女取締役とお話しを進めてました。

 

契約書のご説明に伺い、最初の基本条件をご説明しているとご母堂から戦慄の一言、

 

 

 

「あたし、そんなん聞いてへん」

 

 

 

出た。

 

場を一瞬で凍りつかせる一言。

 

平静を装いながら、場に居合わせたみなさんの顔色をそっと伺うと、

 

・ご母堂、ケロっとしてるけど、わたしは譲りませんという決意がオーラーから感じられる。

・長女、狼狽している。先日の現地三者面談でOKを出した内容を身内(母)にNGを出される。立場的には板挟みで一番つらいポジション。

・次女、この日初登場の妹さん。理由はわからないがワタクシが事務所にお伺いしたときからなぜかイライラしている。

 

 

 

交渉役の腕の見せ所である。

 

「こんな場面、何度も経験してきた。ピンチじゃない。乗り越えられる!」と心の中で小さくつぶやいた。

 

落としどころ、大儀名文、言い訳、過去の経験をフル稼働して導き出した回答。

 

「交換条件をテナントに承諾してもらう作戦」に出ました。

 

 

 

ご母堂に「テナントの希望条件をここまでお許しください。そのかわり、こちらの条件にペナルティ条項をつけます」

 

敵か味方かわからなかった妹さんの「あいだ取ったらええやん」の一言に助けていただき、なんとかご理解をいただきました。

 

 

 

そして暦の良い日に晴れて契約書に捺印をいただきました。

 

 

 

最初にテナント○○社長の「この物件調べて」から、一ヵ月半。

 

オーナー会社の一員のつもりで、テナント誘致プロジェクトに参加しました。

 

テナント会社の店舗開発マンのつもりで物件を取りに行きました。

 

楽しいプロジェクトでしたが、契約締結したら一旦仕事はおしまい。

(契約が継続しているあいだはもちろんばっちりアフターフォローさせていただきます)

 

 

一緒にお仕事させていただき、同じゴールを目指して動けたこと、うれしく、ありがたく思っています。

 

未来区の歴史に1ページ加わりました。

 

大きなことはできませんが、これからもひとつひとつを大切に積み上げていきます。

 

 

 

最後までお付き合いありがとうございました。

 

株式会社未来区 代表取締役 奥田拓也

 

 

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