教室でエンジェルを描いていた生徒さんが

 

「天使の顔が,、なんだか属っぽくなってしまうんですが…」
と言われました。

 

人の顔のパーツで一番表情を作るのは「眉毛」です。

 

昔の貴族の女性が眉毛を剃っていましたが、あれ、怖いですよね(笑)

 

古典作品などでも、超越した存在を描く時は、

この眉毛は実際の人間の眉の形とは違う感じに描かれています。


言葉では説明しづらいのですが、本来の眉毛と違って、

眉山を描かないで滑らかにカーブを描いて描かれています。


私がこの超越した存在として描かれた絵で、

究極に美しいと思う眉毛(もちろん眉毛だけの問題ではありませんが(笑)

はラファエロのこの聖母像。

 

ラファエロの描く肖像画と聖母の顔は明らかに造詣が違っています。


ラファエロに限らず、私の好きな、バーン・ジョーンズも良く天使や

霊的な存在を描いていましたが、

彼の描く天使の眉毛もそういう感じで描かれています。


 

奥田みきの裏庭


 

もう一つ、究極の顔は、やはり広隆寺の弥勒菩薩像 です。


私は昔からこの像にとても惹かれていて、

高校生の時初めて実際にお会いした時には、それは感動したものです。


この性別や存在を完全に超越した造詣は、他に勝るものはないと思っています。


 

逆に、例えば武者など、時代劇のメイクなどでも、必要以上に(笑)

眉山を逆立てて描かれていたりしますよね。

そんな訳で、エンジェルや超越した存在を描かれる時には

この「眉毛」を意識してみて下さい。キラキラ

 

 

 

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