姉は両親から、高校に入る迄虐待されていたという。
子供の頃は暴力、放置など。
成長してもブラやキツい靴などを買ってくれないなど。
特に父への反発は凄まじかった。
それは6歳年下の私でも、当時おそろしく鈍かった私でも気づいたレベル。
姉が就活していた時の話。
中々みつからない。
どこも落ちる。
苛立つ、殺気まみれの姉。
そこで何を思ったのか、人事権のある父に雇えと言い出した。
私は絶句して固まったのをよく覚えている。
大嫌いどころか憎い父と、仕事するの?
というか、父を憎んでいるのを隠してないよね。
父も憎まれてることくらい、分かっていると思うけど?
それにそんなに憎い父と仕事したいわけ?
父と離れたくないの?
成人してまで父と関わりたいの?
なんの逆襲よ。
まるで姉の心が分からなかった。
いや、今でも分からない。
共依存ではない。
明らかに亡き母とは共依存だったろうとは思う。
母が亡くなって私を共依存に引き込んだけど。
大体、憎むべき私を何故共依存に持ち込むのか。
それも分からない。
いや、少しは分かる。
私を支配していたかったのだろう。
支配してモラハラして、脅して姉しか頼れないように。
でも父には虐待された姉。
姉が虐待していた私では意味が違う。
でも姉は虐待じゃなくて、躾だと主張していたけど。
虐待されたから、自分は誰も虐待しないと言い切っていたから。
自覚なく虐待するってたち悪い。
でも子供が親に暴力受けたりって事件、ほとんど虐待だとか自覚してないような気もする。
躾の延長線だとか思っていそうだ。
それは何となく、私が考えているだけだが。
姉の、あの憎い父を頼るというか、利用しようとする気持ちが気持ち悪い。
あれは本当に分からない。