銀色 夏生の詩『自己嫌悪と被害者意識』自己嫌悪と被害者意識は恋を邪魔する二つのロマンティスト相手の中の未知の部分を過大に評価し幻に嫉妬する自分を悲劇におとしいれるどんなことも見逃さずさかしまに相手をうらんだりする相手はますます輝きに満ち自分はますます無力になる木の葉のようになすがままに身を滅ぼすことさえ夢見て自己嫌悪と被害者意識はそれゆえに恋を助長する