「お願いだから死んで下さい」
中学生の時に、毎日合掌されながら1年くらい言われた台詞。
あれは今、思い出すと不思議だ。
死んで、とか死ねとか。
三年間言われていたけど、あれは本気なのかな。
もう、馬鹿野郎と死ねが同意語だったような。
学校くるなよ、死ねよ。
休み時間に教室にいるな、死ね。
思い出すと、語彙が貧弱なガキな私達は「死ぬ」=「馬鹿」としか頭が回ってなかった気が強い。
言われた方は悪意が蓄積されて、病むんだけどね。
机と椅子を窓から捨てられる。
地味に面倒で嫌になる苛めもあったけど。
何故、苛められていたか?
特徴があったから。
人より背が高いとかね。
ターゲットは誰でもいいんだよ。
抵抗するのが面白いんだから。
だから三年生になると、何を言われてもされても、無視をしていたな。
泣かないし、怒らないし、相手にしない。
心は冷えていくけど。
人は自分より下の人間が欲しいのかな。
蔑むことで己を保つしかないのかな。
苛められる側も悪い。
当時の担任に言われた台詞。
でもね、一緒に苛められていた友達は、ある宗教に入信していたから、苛められたの。
友達が悪いの?
親が入信させているんだけどな。
私は何故か「さげ・まん」と言われた。
男と付き合ったこと、なかったのに。
凄く追い詰められて、でも、死んだら喜ばれるんだな。
そう思うと、嫌がらせで生きて卒業してやる。
なんてひねくれて生きていられたけど。
私の頃の苛めは、お遊び感覚だったんだろうな。
いや、暴力もあったし、かつあげもあったけど。
苛め側はお遊び感覚で、苛めた相手が本当に死んだら。
意味が分からないって感じるような。
ま、大人になっても苛めはあるもんね。
ただ、「お願いだから死んで下さい」って少年に聞きたい。
あの時は本気だったの?
からかいだったの?
嫌がらせだったの?
本当に死んだら嬉しかった?