今日は徹夜だった。
風邪の治りかけのさくがなかなか眠れず、ずっと抱っこしていた。
外が少しずつ明るくなり始め、
「そろそろ寝てくれるかな」
と思ったその瞬間。
さくが鼻のチューブを抜いた。
朝5時。
徹夜明けのかーちゃんへの、とどめの一撃!!
思わず笑ってしまった。
いや、笑うしかなかった。
さくのチューブを入れ直すのは簡単ではない。
胃まで通し、きちんと入ったことを確認しなければならない。
しかも明け方は胃の中が空っぽなので、なかなか確認ができない。
私は眠い。
さくは嫌がる。
本人も嘔吐反射で大変だ。
「何すんねーん!」
という雄叫びをあげるさく。
「抜いたん、あんたやん!」
と思う私。
そんな攻防が続き、
やっとチューブが入った。
時計を見ると、もう朝6時前。。。
さくはまだ文句を言っている。
そこへ猫がやって来た。
朝ごはんの催促。
人生は待ってくれない。
こんな朝を過ごしていると、
時々不思議な気持ちになる。
もし12年前の私に、
「あなた、将来、朝5時にさくのチューブを入れ直してるよ」
と言ったらどうかな。
きっと私は泣いて喜ぶ。
チューブの大変さなんて聞いてない!!
徹夜のしんどさなんてどうでもいい!!
だって、その未来にはさくがいる!!
12年後も生きている。
それだけで十分。
もちろん現実はきれいごとじゃない。
眠いし、
しんどいし、
できれば今すぐ寝たい。
でも、
さくが生きているからこそ起きる出来事でもある。
だから私は、
「もう勘弁してよ〜」
と言いながら、
どこかで幸せを感じている。
会社が大変だった時も、
人間関係で苦しかった時も、
私は何度も思ってきた。
「さくが生きているから私は大丈夫」
さくは私が守ってきた存在だと思っていた。
でも振り返れば、
私もずっとさくに守られてきた。
大変なことは山ほどある。
本当に山ほどある。
でも、
それでも私は思う。
さくがいる人生は、
大変で、
最高にハッピー♥️♥️♥️
さて。
猫が朝ごはんを待っている。
さくのリハビリもある。
私は徹夜明け。
今日もまた、
賑やかな一日が始まる。

