もう咲いてるよ

桜の季節、人は色々回想する。
卒園式、卒業式、入社した頃、桜の季節は《新たな出発》シーズン。
私は2006年3月に乳ガンが見つかったから、手術の頃の桜をいつも思い出す。
手術は、先生に託すしかないから、この先生になら切り刻まれてもいいと直感で決めること、とっても大事。
先生との相性ってあると思う。
退院してすぐ地元の病院での《放射線治療》。
放射線治療なんて、1分もかからないからそのためにわざわざ往復三時間もかけなくても大丈夫だよと言われ、しぶしぶ地元の病院へ。
上田城を横切って行くルート。
当時はまだ体も動けてたから、毎日20分自転車で。
この階段を自転車降りて上るの

最初は余裕だったけど、だんだん船酔い状態になり、しんどくなってった。
放射線治療が終わるとすぐに《抗ガン治療》が始まり、全身痛で動けなくなった。
今日はスルスルッと上れたよ

足が動くって嬉しいね

息が出来るって素晴らしいね

ガンは大事なことを教えてくれる。
病気になって色んな事に気付けるようになる。
どっかが研ぎ澄まされる。
そして生き方を変えろというメッセージを受け取り、命をもう一個頂いたつもりでありがたく使わせて頂くようになった。
人生って冒険なんだな。
動けるようになって、残りの人生を楽しもうと思えるようになった。
あれから毎年、桜を見てる、桜を見れている。
感謝だな

今日も一日ありがたかったな、こんな学びがあったなとか、こんな嬉しいことを私に起こして下さってありがとう、こんな困ったことを私に起こして下さって、成長の切符を下さってありがとうと、毎日言い続けてる。
桜は満開を迎えると葉桜になって、また次の年の為に準備を始める。
来年はどんな私が、どんなステージで、どんな心で、どんな表情で、桜を見るのかな?
来年の私が立っているステージに、立つ準備をしよう。
冒険しよう、チャレンジしよう




