「あんの野郎~~。嫁、もらう~~~???…再婚~~~。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 壮一郎、電話で汐梨の話しを聞きながら、ボォ~~~ッと。

受話器から、
「もしもし…???…もしもし…???…ねぇ、ちょっと~~、聞いてる~~???」

壮一郎、ボォ~~ッとしながら、
「…あ、あぁ~~。」
そして、耳から受話器を外して…。

香奈枝、そんな亭主に、
「お、おとうさん…???…電話…。」

壮一郎、また、
「…あ、あぁ~~。」
そう言いながら、受話器をそのまま女房に。

香奈枝、そのまま受話器を持って、耳に。亭主を見ながら、
「もしもし。」

受話器から汐梨の声。
「あぁ、かあさん。」

すると香奈枝、ニッコリとして、汐梨に、
「ふふふ。おとうさん、ボォ~~ッとして、受話器を私に。」

受話器から、
「え~~~ぇえ~~~???」

壮一郎、未だにボォ~~ッとして、ふらりふらりと廊下に。
そのまま、胡坐を掻くように、床にズデン。そのまま、遠くを見るように、
「あんの野郎~~。嫁、もらう~~~???…再婚~~~。」

香奈枝、受話器を耳に、
「うんうんうん。へぇ~~~。あ~~~。うんうんうん。確かに~~。麻沙美が通ってる音楽教師~~。うんうんうん。近くだもんね~~。そぅ~~~。え…???…うそ。韓国人。うんうんうん。へぇ~~~~。」

香奈枝と汐梨の話しは、まだまだ続く。





そして…。


「さてと。」
耀司、運転席で。

睦美、助手席で。
「はい。」

耀司、
「行きましょうか。」

睦美、
「ですね。」

耀司と睦美、初めての…、デート。

電車でもいいのだが、ふたりだけの時間を。と、いう事で、汐梨が提案。
「それに、折~~っ角、車があるのに、走らないなんて勿体な~~い。」
との事である。

耀司、過去の記憶を辿り寄せながら…。
そして…、汐梨や芙美花の映画情報を当てに。
そして、既に助手席の睦美も、あれこれとスマホで映画情報を。

要するに耀司も睦美も、ここ、数年来、映画自体、観たことがない。

運転しながら耀司、睦美に。
「どんな感じ…???」

睦美、
「ん~~。汐梨さんと芙美花さんのお薦め…???…でも~~。結~~局は~、映画館に行って、その時に。」

その声に耀司、
「まぁ。そんな感じだろうね~~。…ってか、汐梨も芙美花も、実際には観た事がないんだから。」

「そうなんですよね~~。今、公開中の映画ですから~~。」
「まっ。行ってから決めちゃお。…ただ。一応、お目当ては決めといて。」

「ですね~~。」





そして…。結局、映画、3本を観て、現在は、とあるデパートのレストラン。
和やかな雰囲気のふたり。会話は弾んでいる。




そして…。デパートの中をあれこれと。
すると…。遠くの方で、手を振る女性。

睦美、顔を傾げて…。思わず、
「え――――――っ!!!」

そんな睦美に傍の耀司、
「うん…???」

睦美、ニコニコしながらも、
「耀司さん、黒川さん、黒川さん。」

耀司、眉間に皺を。顔を傾げながら、
「黒川さん…???」

すると、急ぎ足でふたりに近づいてくる女性。

思わず耀司、
「あ~~~、はははははははは~~。」

有紀、息せき切りながら、
「見つけてび~~っくり~~。え~~~~~っ!!!」

そんな黒川に睦美、ニコニコしながらも、
「あは。バレちゃいました~~。」

有紀、睦美に、
「もぅ~~~。」

耀司、黒川を見て、照れ臭くなって、
「ど~~もです~~。」

有紀、そんな高井戸にも、
「もぅ~~。高井戸さんも~~。全然、何も言ってくれてないから~~。」

照れ臭さの絶頂の耀司、後ろ頭を撫でながら。

有紀、
「…って言うか~~。薄々、予感はしてたけどね~~。ま、相手は誰か…、までは分かんなかったけどさ~~。…それがまさか。もぅ~~、びっくり~~。」

睦美、
「もしかして…、孔太さん。」

「ビンゴ~~~。かかかかか。もぅ~~。事務局内で大騒ぎ、みんなで、え――――――――――っ!!!」

睦美、耀司に、
「ほら。ココルキーのコスチューム。」

耀司、
「あ~~~、はいはいはい。うんうんうん。」

有紀、
「…って言うか、凄~~い、眞鍋さ~~ん。ピアノ講師になったと思ったら、いきなりセレモニーの生ピアノ演奏。それに、バンドの編曲~~。望月さんからも聞いてび~~っくり~~。あの人もあれで、かなりの秘密主義者だから、もぅ~~。ま~~ったく~~。何も言わないから~~。」

その声に睦美、
「わお。望月さん、そんななんだ~~。全然そんな風には見えないけど。」
耀司に、
「ねぇ~~。」

耀司、
「ん~~。はは。」
チラリと睦美を見て、
「なのかな~~。」

有紀、
「え…???…高井戸さん、望月さん。」

その声に耀司、
「えぇ。2度程、お会いしてます。ココルキーの件で。いやいや。中々どうして、素敵な方で。」

有紀、その声にコクリと。
「えぇ。眞鍋さん同様に、奇麗で素敵な女性~~。」

思わず睦美、赤面に。けれども素直に受け止めて、
「ありがとうございます。」

有紀、
「…で~~、その、孔太のバンドも大手レコード会社と契約って、凄いったらありゃしない。」

睦美、ニコニコと笑顔で、
「はい。」








ママでいい…。   vol,332.  「あんの野郎~~。嫁、もらう~~~???…再婚~~~。」

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※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

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