珠里、
「あ~~ん。こんな感じで聴ける~~。日頃、ジャズなんて聴く事ないけど、凄~~い。」
有紀も、
「うんうんうん。なんとも気持ちいいね~~。」
奈織、椅子に座りながら、
「な~~んか、ブランデーでも飲みたい感じ~~。」
珠里、そんな奈織ににこやかに、
「うんうん。当たり。その気持ち、分かる分かる。ピッタリだよ、こういう演奏~~。」
生野も座りながら、
「うんうんうん。…ですよね~~。…それにしても…。眞鍋さんのピアノもアーティストなら、望月さん、これほどまでにサックス。いやはや。」
顔を左右に振りながら。
彩未も座りながらに、
「うんうんうん。何か、ステージで演奏しているみたい。」
有紀、
「うっとりするね~~。…はは。しかも、このふたり、何…???…初めてなのにこんな演奏、物凄いよ。リズムもドンピシャ。」
生野、頷いて、
「えぇ。正に、プロ顔負けです。」
万智、顔をクシャリとさせながら、
「羨ましい~~。こういうの~~。」
孔太は孔太で、
「凄ぇ。凄ぇ、凄ぇ。…こんな身近に、こんな事出来る人、いた~~~。かぁ~~~。」
そんな孔太を見て生野、ニコニコ、
「ははははは。」
凡そ3曲の演奏。最後はピアノの旋律で曲が終わる。
一斉に拍手。
「凄~~~い。」
生野はいきなり、
「ブラボ――――――ッ!!!」
その声に一斉に、事務局員たちからも、
「ブラボ――――――っ!!!」
拍手が鳴り響く。
すると眞鍋、いきなりまた鍵盤を。
すると今度はリズムを取りながら望月がヨイショ、ヨイショと両腕を。そして、
「みんな立って~~。」
事務局員たち、それぞれ顔を見合わせながら、
「…???」
眞鍋、テンポのいいメロディを。そして、
「踊ってくださ~~~い。」
望月もテンポのいいメロディを。
ピアノとサックスが再びのセッション。
事務局員たち、それぞれ顔を見合わせて、
「え…???…えぇ…???」
すると生野がテンポ良く踊り出す。
「はははは。ジルバですよ、ジルバ。」
そんな生野の後に続いて事務局員たち可笑しがりながら体を揺らす。
ピアノはジルバのリズム。そして望月のサックスが冴えわたる。
有紀、体を揺らしながら、
「あれ~~~???ははははは。…この曲~~。ユーミンだぁ~~~。」
奈織も、顔をコクリ、コクリと。
「うんうんうん。これ、聞いたことある~~。ははは。ドラマの曲~~。ほらほら、何だっけ~~。」
万智、ニコニコと。
「はは。うんうんうん。分かんないけど、うんうん、何だか踊れる~~。ほら彩未~~。」
望月、そんな事務局員たちにウェーブをもたらすように。
生野、踊りながら、
「はは。いいですね~~。」
孔太も体を揺らしながら、
「何々、凄ぇや。ピアノとサックスだけで、こんなに~~。」
眞鍋のピアノも躍るかのように。
眞鍋と望月、視線を合わせながらもニコニコと。
凡そ5分弱。…そしてまた、ピアノのメロディで演奏が終了する。
事務局員たちの盛大な拍手。
「凄い、凄~~い。」
「はははは。」
「イェ~~イ。」
生野、ニッコリとした顔で、
「いやはや。素晴らしい~~。」
演奏を終えての望月、事務局員たちにお辞儀をして、息せき切った声で、
「ありがとうございました~~。」
自分も拍手を。そして眞鍋に体を向けて、
「ありがとうございま~~す、眞鍋さ~~ん。」
眞鍋も事務局員たちにお辞儀をして、
「ありがとうございます。」
そして望月にも顔を向けて拍手。
事務局員たち、
「凄い、凄~~い。」
「え~~~???…何でこんな事出来る訳~~。」
「信じられないけど~~。」
眞鍋、ニッコリと。
「信じられませんよね~~はははは。」
珠里も有紀も目をパチクリとさせて。
「どういう事…???」
望月、気持ち良さそうに、まだ息せき切って、
「はは、気持ち良かった~~。…でも、眞鍋さん、凄~~い。」
すると珠里も有紀も奈織も、
「へ…???」
「え…???」
「何…???」
望月、口の中の物を飲み込んだように、
「最初と2番目の曲は~~。ジャズの、ピアノとサックスのセッションの曲なんですけど。最後の曲は、私のオリジナル曲なんです。」
生野、驚いたように、
「え…???…望月さん、作曲も出来る…???」
望月、コクリと。
「はい。」
そして眞鍋を見て、
「でも、その曲に、眞鍋さん、私の曲にしっかりと着いてくれてて。」
珠里、眞鍋を見て、
「うそ。」
望月、コクリと。
「えぇ。眞鍋さん、一度も聞いたことないんですけど完璧に私の曲にアレンジまでして着いて来てくれて。」
ようやく望月、落ち着いたように、顔を振りながら、
「とにかく、眞鍋さん、凄いです。凄い才能~~。」
生野、眞鍋を見て、
「まさか…。」
眞鍋、ニコニコと。
「はい。とっても素敵な曲でした。私の方は…。まぁ…。初めて聴く曲なので、殆どアドリブで着いていきましたけど。」
いきなり珠里と有紀、
「ぇえ…???…アドリブで…。」
ニコニコと眞鍋、
「あ、はい。望月さんの曲、コードワークがしっかりとしてましたから。」
孔太、話を聞いていて、
「凄ぇ…。」

ママでいい…。 vol,266. すると生野がテンポ良く踊り出す。「はははは。ジルバですよ、ジルバ。」
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