伊寿美、「ヨシ、出来たっと~~。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 礼美、
「もぅ~~。喋り出したら止まんない。しかも、飲んだら必ず出てくる、博多弁。もぅ~~。何言ってんのか、全然分かんない。…しかも、あの顔で言うから、面白いのなんの。」

麗子と正嗣、話を聞きながら、
「うんうんうん。ここにも一度、来た事、あったじゃない。」

正嗣、
「かかかかか。あの人もとにかく面白い人だ。曲がった事が大嫌い。けど…。愛されてんだろう~~。」

礼美、
「うんうんうん。凄いよ。」







「それから…っと~~。…これ…、と、これ。」
日用品を選びながら賀寿恵、
「こんなもの…。ですかね~~。」

隆英、賀寿恵にペコリと。
「ありがとうございます。」

「いえいえ。」
部屋に必要なものを揃えながら…。賀寿恵、
「…でも…、ちょっと…。好みが…。」

隆英、右手を振り振り、
「いえいえ。とんでも…。これで十分。…仮に、僕が選んだら、もっと…。」

「日本は…、物価が、高いですから。」

その声に隆英、
「えぇ。弓さんのお蔭で、これほどまでに安い。…勉強になりました。…と~~。」
腕時計を見ながら、
「お昼…、しましょうか。」

賀寿恵、その声に僅かに赤面になり、
「あ、はい。」






伊寿美、
「ヨシ、出来たっと~~。優維香~~。出来たよ~~。」

優維香、テーブルセッティングで、
「OK~~。こっちも準備万端~~。おかあさ~~ん。」

佐津香、自分の書斎で、両手を組んで高く挙げて、
「う~~ん。よし。お昼~~。」
そして、鼻をクンクンと。
「へっへぇ~~。出来たな~~、カレ~~。ここまで匂ってくるぅ~~っと~~。」
ドアを開けて、
「う~~ん、いい匂い~~。」

「どうしても、カレーが食べたいって伊寿美がねぇ~~。」
優維香。

そんな優維香に伊寿美、
「まぁ~~。しゃあないでしょ、おかあさんも岳燈も今日はクライアントの都合でプライベートキャンセル~~。まっ、こういう事もありだからね~~。テレビでカレーを観てたら食べたくなって~~。」

優維香、
「一緒に食べよう~~ってね~~。」

伊寿美、
「へっへ~~。」


そして…。それぞれがカレーを。


佐津香、
「うんうんうん。おいし。これ…、もしかして…、ウィスターソース~~???…隠し味~~。」

優維香も、
「うんうんうん。そんな感じ~~。」

伊寿美もニコニコと、
「はは。ビンゴだよ~~。私は、これなんだよね~~。」

優維香、
「確かに。カレーにウィスターソースって、人気あるよね。」

伊寿美、食べながら、
「ねね、優維香~~。」

その声にこちらも食べながらの優維香、
「うん…???」

「その後…、どぅよ、新しいリーダー殿…???」

いきなり優維香、目をパチクリと…。そして、眉間に僅かに皺を。そして、顔も僅かに傾げて、
「ふん…???…どぅよって…???」

「世界を股に掛けてのカメラマンに、フリーター。どんな感じかなって、思ってさ。」

そんなふたりを、こちらも食べながらの佐津香。

優維香、
「いや…。どんな感じもどぅも…。特に~~~。」

「うそうそうそ。…普通の…さ。何て言うの…、違う部署から配属された人ならいざ知れず、それ以上の別格なんでしょ。」

そう言われて優維香、目をパチクリとさせながら…。そして、口をおちょぼにして、
「ふん…???…ん~~。まぁ~~。…確かに。…そういう意味では…。」

「ねね。…で、歳は…???」
「歳…???」

「当たり前じゃんよ~~。」

 

優維香、僅かに困ったような顔をして、伊寿美に、
「な~~んで、あんたがそういう事、聞きたい訳~~???」

「いや。だ~~ってさ~~。まま、確かに、スタッフコレクション前と後。どっちみち、優維香、物凄い忙しくしてたから。中々話す時間なかったし…。」

そんな伊寿美に優維香、
「まっ。確かに。…今なって、やっと一息。…でも、まだ…、何があるか、分かんないけど。いきなりどでかいのがドンと出てきちゃったから。」

いきなり伊寿美、目を真ん丸に、
「えっ!!!…何それ…???」

「うん。つまりは、あるホテルと契約、結んじゃったの。そのホテルの日本本社と…。」

佐津香、
「伊寿美ちゃん、リッツカルバン・インターナショナル・ホテルホールディングって検索してみて。」

伊寿美、眉間に皺を。
「リッツカルバン・インターナショナル・ホテルホールディング…。」
ポケットからスマホを。
「リッツ…。……と~。…おっと、出た。」
じっくりと画面を見ての伊寿美、
「うへぇ~~~。凄~~い、デラックス~~。…いやいやいや。何と、アメリカじゃん。」

佐津香、
「そぅ~~。本拠地はアメリカ合衆国、メリーランド州ベセスダ。そして、その日本の東京本社と、インテリアジョエルが、この度、目でたく契約したと。…当然ながら、スタッフコレクションの栄誉も、契約の切っ掛けにはなったでしょう~~。」

口を窄めての伊寿美、目を丸く、
「うんうんうん。」








好きになれない。   vol,165.  伊寿美、「ヨシ、出来たっと~~。」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


《PR》

庄司紗千「おふろ月夜」
※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

アメーバ