「うんうんうん。」
愛結美、笑顔で、
「分かる、分かる。」
菜帆子、
「私たちも、たま~~に行くかな~~。」
順平、
「ですね~~。龍二が連れてけっ。今日、門倉でいっぱい、どうっすか。…で、結局は、俺たちが余分に払わされると…。」
菜帆子、
「まぁ…、そうなっちゃうけど…。龍二の場合は…、特別かな~~。とにかく、滅茶苦茶可愛い。しかも…、器用で。」
そこまで言って菜帆子、顔を傾げて、
「まっ。器用と言うのには…ある意味…、御幣があるかな~~。とにかく、誰にでも懐く。…とにかく、あぁいう子って、珍しいわ。それに…。新人の燈子や千優よりも若い。」
そして菜帆子、小埜瀬の前にVサイン。
小野瀬、目を丸く、
「えっ…???…2歳…、若い。」
愛結美、菜帆子、順平、
「そぅ。」
順平、
「龍二は~~21。短大出なんです。」
「あっ、なるほど~~。だから…、燈子ちゃんや千優ちゃんたちよりも早く~~。」
愛結美、
「そぅ~~~。面接の時に~~。」
チラリと順平を見て、
「順平に後輩君でもって…。それだけで採用~~。」
その声に順平、苦笑いをして、
「知ってますよ、とっくに。そう言う事は~~。部長に直々に言われましたから~~。お前、面倒見てやれって。その割には、一番懐いているのが、佐津香さん、なんですけどね~~。」
佐津香、
「だ~~って、可愛すぎるでしょう~~。とにかく、伸び伸びと育って欲しいのよ~~。あぁいう子には~~。」
愛結美、菜帆子、順平、佐津香を見て、
「うんうんうん。」
近づいてくる人物。
一番先にその人物の気配に気づいた小埜瀬が、サラリと会釈を…。
その小埜瀬を見て他の4人も…、その人物の気配に気づいて顔を…。
「こんにちは~~。エレガンザ化粧品。マーケティング事業部の皆さん、ようこそ~~。オーナーのリチャード・ブルマン・天樹と申します~~。今日は、是非楽しんで行ってください~~。」
そして、隣の女性に手を。
「妻の未梨(みり)と、申します。どうぞ、のんびりとお寛ぎの程を。」
5人、共に椅子から立ち上がり、すぐさまそれぞれが言葉を…。
そして名刺を…。
リチャードと未梨、笑顔で名刺を受け取って、
「ありがとうございます。理江子は今日、別件の用事があって来れないとの事ですが、みなさん、是非、料理、堪能してください~~。」
佐津香、丁寧にお辞儀をして、
「ありがとうございます。」
菜帆子も愛結美も順平も、笑顔で、
「楽しみです。」
小埜瀬も丁寧にお辞儀をして、
「ご馳走になります。」
愛結美、小野瀬に手を。
「マーケティング事業部、課長の小埜瀬です。」
リチャード、口を大きく、笑顔で、
「これは、これは。」
そして小埜瀬に近づいて、右手を。
小野瀬もその右手をしっかりと…。
リチャード、握手して大喜び、
「これは、これは。何とも逞しい手~~はははははは。」
菜帆子、
「大学で、ラグビーだからね~~。」
そんな菜帆子に愛結美と佐津香もニコリと。
リチャードと未梨、5人に丁寧にお辞儀をして席を離れる。
菜帆子、
「理恵子さん招待の…。ねぇ~~。」
愛結美、佐津香に、
「佐津香さんは…。ここのシェフ。」
そんな愛結美に佐津香、困ったような顔をして、
「いやいやいや。全然知らない。…いや…。だから、さっきも、この店見た時に、へぇ~~って。私。」
菜帆子、愛結美を見て、ニコニコ、
「うんうん。」
愛結美、佐津香に右手を縦に、それにお凸を付けて、
「失礼。」
ニッコリと。
「でも…。」
小埜瀬、ニッコリと、椅子に寛ぎながら、
「落ち着けるな~~。」
佐津香、
「ですよね。…まぁ…、理恵子さん、海外在住はあると言っても、中学までは各国、転々としてたらしいから。」
小埜瀬、
「へぇ~~。何やら、マルチリンガル。」
佐津香、
「うんうんうん。とにかく、語学力は凄い。行く場所、住む場所で、友達作ったって。その分、並大抵ならぬ言葉の勉強…???…言葉、覚えないと、友達出来ないからって。」
菜帆子と愛結美、
「凄~~~い。」
「お父さんの仕事の影響でね。各国転々。それに黙って従って着いていくお母さんも凄い。舞桜、社長の妹だけど…。とにかく鉄砲玉。子供の頃から外国に憧れて、中学からアルバイト。」
その話に、4人一斉に、
「中学からアルバイト~~???」
佐津香、
「何々、舞桜もねぇ~~、あれで、中々、若い頃は…。」
そこまで言って佐津香、可笑しがって、
「はははは。…って、今もそっか~~???…モデル並み…???」
菜帆子、愛結美、そして順平も可笑しがって、
「うんうんうん。」
「そういう…感じ…???」
「あるかも…。」
佐津香、
「でも…、妹の方は~~。それ以上~~。海外に憧れて、親から良く連れて行ってもらう洋食屋。そこで、店長に頼み倒してバイトして…。しかも…、10代モデルがいるって人気が出て…。」
4人、
「う~~っそっ。」

好きになれない。 vol,136. 近づいてくる人物。
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