「まっ。ウチのカミさんに掛かりゃ。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ そしてまた峻、
「けけけけけ。」
そう言いながらも、顔を左右に傾げながら…。
今度はカウンターに腕組みしながらも両肘を就いて、
「まっ。ウチのカミさんに掛かりゃ。どうしようも…、ねぇなぁ~~。…なぁ~~。武一~~。」

小埜瀬、そんな峻を見て、何とも慌てたような表情で、
「ちょ、ちょ、ちょっ…。ちょっと、ちょっと~~。門倉さ~~ん。…それって~~~。」
そして今度は吉竹を見て、
「…って…。…ちょ、ちょっと~~。部長~~。」
そして今度は新しいジョッキにビールを。の、奈菜に、
「ちょっ…。ちょっと~~。おカミさ~~~ん。」


ジョッキにビールを。そして何やらニコニコしている奈菜、
ジョッキを持ちながらカウンターから出て来て、そのまま武一の前に。そして、
「武一。この人、嘘、付けないからね~~。嘘付いても、顔見りゃ分かるさ。…土台、人からそんな話、聞かされて~~。パクパク、モグモグ食べてる人間が~~。あたかも、俺ゃ知らねぇよ~~。な~んて顔している人が一番、良く知っているってねぇ~~~。」

そんな話に小埜瀬、顔をグシャリとさせながら、吉竹に、
「部長~~~。」
吉竹の右肩を左手で…。

思わず武一、
「いや。」
小埜瀬を見て、
「いや…。俺はただ…。」

すぐさま峻、
「ただ。…な~~にかな~~???」
にこやかに。

…すると、武一、口を尖らせて、目のやり場に困ったように…。
「いや…。ただ。…俺は…。ただ…。その…。」

峻、またまたにこやかに、また、
「俺は…、ただ。…ふん。…な~~にかな~~。」
ニッコリと。

いきなり黙り込む武一。

すると…、カウンターの中から姿は見えずとも奈菜の声、
「武一~~~。いい加減にしな。」

その声に峻、大きく口を開けて、真っ白い葉を上下ガッシリと。そして、
「ククククク。」

武一、思わず顔をクシャリとさせて…。
「あぃあぃあぃあぃ。分かりましたよ~~。へぃへぃ。」

小埜瀬、何とも垂れた顔をして、
「部長~~~。」

峻、
「さてと。」
腕組みしたままでカウンターに両肘を就いて顔を左右にコキッ、コキッと傾げて、
そして今度は直立。そして腕組みを解いて右手を前に。
「では、どうぞ。…ニシ。白状したんさい。」

そんな峻に武一、クシャリとした顔で、
「…ったくよ~~。はぃはぃはぃはぃ。」
生ビールを一口。

そして…、こちらも腕組みをして両肘をカウンターに。
そして、今度は腕組みを解いて右手で首を撫でながら、
「小埜瀬さん。今朝の布団の中、それ…。小埜瀬さんの自宅に運んだの、佐津香さん、菜帆子~~。そして~~。順平~~。」

その声に峻、目を真ん丸に、口をパカ~~ンと。

逆に奈菜はニッコリと、
「ふふん。」

小埜瀬は、口を大きく、そして目は真ん丸に。…けれども、
「えっ…???…えっ…???えっ…。」
何とも引き攣るような声で。

峻、
「おっとっとっと~~~。」
そして峻、またカウンターに腕組みして両肘を就いて、
「…けど…。なんでまた…???」
小埜瀬をチラリと見て、
「そういう…事に…???」

武一、
「歓迎会…、お開きになった後…。」

峻、頭を2度、コクリと、
「うんうん。」

「まぁ~~。いつもの事なんだけど~~。体外、最後まで残っているのが…、何故か、佐津香さん。そして菜帆子と愛結美。まま、愛結美は幹事だから…。…で、いつも、この3人は3人同士で…、どっか…、その後、行くんじゃない…???…そこからは知らないけど…。でぇ~~。最後に残った3人が~~。今回の主役の小埜瀬さん…???」

小埜瀬は黙ったままで…。

峻は、また、
「うんうんうん。」

「小埜瀬さん、何処…???…が始まった。」

峻、今度は、
「おぅおぅおぅ。」

「…で、探した…、らしい…。…で、何と…。…小埜瀬さん。トイレで…、酔って床にぐでんと…、していた…らしい。」

小埜瀬、またまた目を真ん丸に。そして、顔は蒼白。

「…で、まぁ~~。そん時は、何とか、起き上がったんじゃない…???俺の聞いた話…では…。」

小埜瀬、顔を左右に小刻みに、
「う~~~。全然…。…全然。覚えてない。」

峻、慰めるような笑顔。

武一、続ける。
「まっ。その時は何とか…、4人で店を出た。…がぁ~~。それからが…。」

小埜瀬、口の中の物を飲み込むように…。

「佐津香さん、ふと、後ろを見ると~~~。あら大変。小埜瀬さん、倒れてる。」

瞬間、峻、顔をグシャリと。

いつの間にか峻の隣には奈菜。
「ふ~~~ん。」

すぐさま峻、ビクンとして、隣に顔を。
「おっと~~~。」

小埜瀬はすぐさま両目を瞑って…。顔を垂れて…。

「3人で~~。小埜瀬さんを~~~。…ところが…。」

奈菜、ニンマリしながら、
「ふんふんふん。」

峻は横目で、顔を小刻みに、
「……。」

「小埜瀬さん、この通り。ガタイがいい。何とも動かない。」








好きになれない。   vol,103.  「まっ。ウチのカミさんに掛かりゃ。」

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