「か~~んぱ~~い。」 | THMIS mama “お洒落の小部屋”

ドキドキ 「か~~んぱ~~い。」
優維香、そして悠里と瑛子。

瑛子、優維香と悠里に、
「ねね。どうよ、小埜瀬リーダー。仕事中はこんな話、まず出来なかったけどさ。」

悠里、
「いやいやいや。全く…。鳴り続けたね~~電話。まさか…、これほどとは…。前回、どんなだったんだろ。」

優維香、ビールを飲んで、
「ふん。…だよね~~。」
そして…。口をへの字にしての変顔…。
「し、仕事が…。…かかかか。出来ない。」

悠里と瑛子も同様に、
「だよね~~。仕事…、しようと思うと、電話。いやいやいや。」

悠里、口を尖らせて、
「でもさ。みんな…、びっくりしてたじゃん。初日、だよ、初日。しかも、しかもだよ。自己紹介して…。それから…、あれ、課長と外にお昼…???」

優維香も瑛子も、2度頷いて、
「うんうんうん。」

悠里、
「それでだよ。それで…。たったの数時間で…、メンバー全員の名前、覚える…???」

優維香も瑛子もびっくりした顔で悠里に右手を伸ばして人差し指、
「そっ。それ~~~。」

「いやいやいや。び~~っくり~。いきなり志津恵さん、知ってましたか。って。あれ聞いてびっくり。ヘッ…???…って。」
瑛子もビールを飲んで、
「いやいやいや。何なのあれって…???…凄っ。…それにしても、何…???…リッツ…???」

優維香、
「リッツカルバン・インターナショナル・ホテルホールディング。」

瑛子、優維香に、
「そぅそぅそぅ。」

優維香、ニッタリとして、
「シシシ。こっそりとこそこそと調べてた。とにかくすんごいホテル。まっ。みんな、同じ事、やってたと思うけど…。」

悠里、両肘までブラウスの袖を捲って、テーブルに着けて、
「さて、あの御仁。どんな人なのか…。…まっ。来た時から、イベントの時のあのインパクトは、なかったけどね~~。」

瑛子も、
「うんうんうん。…でも、優維香~~。ゲストブースで説明~~。どんな感じだったの…???」

その声に優維香、顔を傾げて、
「いや…。特に~~は。うん。…ただ。」

悠里と瑛子。
「ただ…。」

「うん。」
口を尖らせて、そして、
「ふん。ただ…。言葉遣いは…、結構、丁寧かな~~。」

悠里、瑛子、共々、
「ふ~~~ん。」

悠里、
「ねね。当然、新リーダーの歓迎会…。」

その声に、優維香と瑛子、
「当然~~~。」

3人、お互いに交互に顔を見つめ合い、
「やる、でしょうね~~。」

悠里、
「…で…???…誰が幹事…???…男。…だけど…。」

一気に、頭を下げる優維香と瑛子。
「はぁ~~~。」

悠里、口を真一文字に絞って、顔を傾げて空を見て、
「まっ。女性だったらね~~。こぞって、あたしやるぅ~~。あたしやるぅ~~って、なるんだけど~~。」

瑛子、両眉を上下に。
「まね~~~。美知留や亘夢たちの時みたいに。」

悠里、ニコニコと、
「うんうんうん。派手に盛り上がっちゃったもんね~~。」
そして、
「まっ。場所は~~。」

優維香、
「ふん。同じとこで、いいんじゃないの。その方が、部長も喜ぶでしょ。」

悠里、瑛子、共々、
「ふん。舞華(まいか)ねぇ~~~。」

優維香、
「嫌とは言わせない。」
腕組みして。

「確かに。」
瑛子。
「従兄のお店だもんね~~。」

悠里、
「それに。お嫁さんが、課長と同期~~~。あれ、知った時には、驚いたね~~。」

優維香と瑛子、
「うんうんうん。初美さんの送別会。あの時が初めて。オープンしたばっかで…。」

悠里、
「そうそう。お店行ったら、いきなり課長と部長の従兄の奥さん、きゃ―――――って。」

瑛子、思い出しながら、
「うんうんうん。…で、お互いに嘘嘘嘘。あんた、なんでここにいるのよ~~って。それからだよ。みんなが…、ハッ…???」

優維香、
「いや。だ~~~って~。部長も、部長の従兄も、奥さんまで全然知らなかったって…。いやいやいや。偶然って、あるもんだよ~~。」

悠里、
「ねぇ~~~~。」



ここで言う、真宮麟の従兄。大牟田詠一(おおむたえいいち)。
和洋折衷料理『舞華(まいか)』の店主である。
料理大学を卒業し、日本料理店で修業。その後、暖簾分けをしてもらい念願の自分の店を開業。
その大牟田の妻が、池辺の大学時代の同期、大牟田舞華(まいか)、
店の名前と一緒である。



「…と、言う事は~~~。」
悠里。右目を歪ませて、
「…もしかして…。幹事…、部長にしない…???」

その声に優維香も瑛子も、ヒョットコみたいな顔して、
「おっと。」

優維香と瑛子、横眼でお互いに見つめ合い…。そして…、両眉を上下に。
そして、口を真一文字にニッコリと。
「いいんじゃな~~い~~。」







そして…。

頭をコクリと、亘夢、
「部長、お願いします。」

真宮、目の前で亘夢からのお願いに、目をパチクリと。そして、口を尖らせて、
「はっ…???…えっ…???…あ、いや…。…まぁ~~~。」
そして、今度は口を捩じらせて、
「う~~~ん。」
困ったような顔…で…も…。
「まぁ~~~。ねぇ~~~。我が部署のアイドルから頼ま…れれ…ばぁ~~。」

その声に亘夢、ニッコリと、
「やた。やたやたやた。」
両手を合わせて…。








好きになれない。   vol,070.   「か~~んぱ~~い。」

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