「ふぇ~~。凄~~~。」
部活終了後、理沙の家に訪れた杏美、そして麻理絵と雅美、そして芙美。
「わおわおわお~~。本格的~~。」
芙美。
「まさか、お庭にバスケットリンクとは…。」
麻理絵。
「うんうんうん。想像も付かなかった。」
雅美。
理沙、
「へへへ~~。凄いでしょ。おとうさんとおかあさん…。やっちゃってくれた~~。」
「しかも…、ボールもしっかりと…。」
ニタニタしながら杏美、
「将輝ボール。ほぃ、マリ~~。」
麻理絵、自分にポ~~ンと投げられたバスケットポールを手に。
「おっと~~。」
そしてトントンとバウンドさせて、
「ほっ。」
すると、ボードに当たって、リンクを回って、リンクの外に。
「あっちゃ~~。」
すぐさま雅美、ジャンプして、
「ほぃ。」
ボールはまたまたボードに当たってリンク内にザシュ。
瞬間、理沙、杏美、芙美、
「凄ぇ~~。」
杏美、
「ナイス、リバウンド~~。…だよね、確か。」
理沙、
「うんうんうん。リバウンド~~。」
芙美、
「さっすが~~。名城の名セッタ~~。」
麻理絵、
「かかかか。うんうんうん。」
そしてボールを持って、ポールのロゴに、
「Suda masaki。」
芙美、
「これ…だと…。学校のバスケと同じくらいの…、高さ…???」
理沙、
「うんうん。2メーター…。30…???40…???」
芙美、
「うんうん。確か、そのくらい~~。」
麻理絵、理沙にボールを。
理沙、そのボールを右手で…、
「うぃ。」
ボールはリンクに当たって跳ね返る。
4人、
「うそっ!!!」
「車椅子にのって…、それで…、あそこに届く~~っ!!!!」
雅美。
3人、
「うんうんうん。凄~~。」
理沙、その声に舌をチロリと…。
「だ~~って~~。家にいて、勉強して、後は~~。今、シュートの練習ばっか…。」
4人、
「へぇ~~~。」
麻理絵、
「あっ、そっか~~。道理で…。前より理沙、車椅子動かすの上手になったもんね~~。」
他の3人も、
「あ~~。そう言えば~~。」
「うんうんうん。玄関のスロープ以外は、自分で~~。」
「さっすが~~。」
理沙、
「うん。…最近、車椅子バスケの動画も検索して見てるんだけど…、物凄いの。動きが早くって。あれ…見てたら…、もぅ~~。」
「あっ。…で、あんとき、ほらほら。部活見に来た時、バスケ部…、見に行ったじゃん。いっき、言ってた。」
麻理絵。
「うんうんうん。ウチのバスケ部、動きが遅いって…。」
にやけながらの芙美。
杏美、
「それで、いっき、頭を撫でて、参ったな~~。だ~~って~~。」
「…で、理沙、鴻上のバスケ部、見に行ったんでしょ。」
雅美。
「いきなり体育館にテレビ持ってきて、今、動画見てるよ。みんなで…。」
理沙、
「うそっ。」
「うんうん。鴻上のバスケ。」
芙美。
「…で、いっき、なんとかバレーの動画探して、今度はそれ見てる。」
理沙、目をパチクリと、
「へぇ~~~。」
麻理絵、
「で~~。それだけじゃないんだよね~~。バスケ部の灰田先生も…。いっきに動画見せてくれって…、頼んだらしい~~。」
その声に4人、
「え~~~~っ!!!」
理沙、
「かかかかか。そっか~~。うんうん。鴻上、早かったも~~ん。馨君なんか、凄いよ~~。簡単にスリーポイントと決めちゃうし~~。」
杏美、
「…で…???将輝君…???」
理沙、途端に、
「えっ…???」
「かかかか。どうだったのよ~~。」
理沙、いきなり口を尖らせて…、
「…って…。ててて、そりゃ…、ま…、ん~~。…早かった。ドリブル裁きも…。…で、バスケで…、フェイクって言うの…。凄い。」
4人、
「うんうんうん。あの動画を見るとね~~。将輝君も馨君も…。それに…、あの…リング下のおっきぃ人。」
理沙、
「あ~~、うん。バスケ部のキャプテンだって…。」
杏美、
「けどさ~~。どうして、いっき、鴻上の動画…???…いっき、そこだけは教えてくんないんだけど…。」
途端に理沙、
「へっ…???」
すると、
「あ~~~。うんうんうん。くくく。」
4人、理沙を見て、
「ん~~~???何々…???」
「実は~~。その…動画の~~発端が~~。」
4人、理沙に近づき、
「うんうんうん。」
理沙、バスケットボールを腹部で抱きながら、4人にこそこそと…。
そして…、4人、
「え゛――――――――っ!!!」
理沙、口を真一文字に、顔を僅かに斜めに、
「そゆこと~~。」

信じて…良かった。 vol.067. 理沙、顔を僅かに斜めに、「そゆこと~~。」
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庄司紗千 花笠音頭
※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。
