「今頃茉祐子は、憧れの君と美味しいご飯…食べてるんだろうな~~。」
エトランゼにてピラフを一口の巴。
「な~~に言ってる~~。そんな美味しそうなピラフ食べておいて、マスターに叱られるぞ~~。」
千晶。
「ねぇ~、ダニエル~~。」
その声にダニエル、
「ハイ…???ナニカイイマシタカ~~???」
にっこりとダニエル。
「キョウハイッショジャナイノネ~~。マユコ~~。」
ルーシー、グラスに水を注ぎながら…。
「そういえば、茉祐子…見ないねぇ~~。」
別のテーブルで和沙、生ビールを飲みながら。
その隣でカタカタとキーボードを叩いて、最後にパチンと…。
「ほぃ、できた~~。」
結月。ノートパソコンを和沙にスライドさせて…。
和沙、
「へぇ~~凄~~い。出来上がった~~。さっすが~~結月~~。」
結月、
「茉祐子がどうしたの~~、ライチ~~。」
千晶、
「ただいま、海外帰りの憧れの君とラブラブ中~~。」
その声にカウンターで生ビールを飲んでいた英輔がいきなり、
「ブッ。」
勇吾、
「な~~にやってんだよ~~。きったねぇな~~。」
その後ろで和歌葉、
「かっかかかか、瑛輔、咽てるよ。かっわいい~~。」
瑛輔、口に右手を当てて、ゴホゴホと。そして、勇吾に、
「先輩、誰ですか、憧れの君って…???」
その声に勇吾、
「はぁ~~???俺が知る訳ねぇだろ…。」
ルーシー、
「ハ~~イ、ワカバ~~。ナポリタンネ~~。」
和歌葉、
「サ~~ンキュウ~~、かかか、おいしそ。」
そしてルーシー、今度は千晶に、
「ライチ~~は、ペペロンチーノねぇ~~。」
千晶、
「は~~い。ん~~、いい匂い~~。」
「メシアガレ~~。」
結月、生ビールを飲みながら、
「なに…???茉祐子に、海外帰りの憧れの君なんていたんだ…???」
背中で結月の声を聞いて勇吾、
「……。」
千晶、ピラフを食べている巴の左太ももを右手でペン。小さな声で、
「もぅ~、巴…、余計な事~~。」
巴も、そんな千晶に、舌をチロリと…、小さな声で、
「油断した~~。」
パソコンの画面を食い入るように見ている和沙、
「ねね、ライチ~~。茉祐子~???」
そんな和沙の声に千晶、少し体を縮こまらせて…、
「私が言ったって…、マユに・は~~。」
和沙、パソコンの画面を見て、
「ふんふんふん、そっか…。ばか、あったりまえでしょ。何言ってんの、ウチラの中で、仲間外れと虐めは、絶対に許さない。」
パソコンの画面を見ながらそういう和沙を見て、結月、にっこりと、
「だ~~ね~~。」
そんな和沙を見ながら和歌葉も巴も、顔を頷かせて、
「うんうん。」
瑛輔、
「なんだか…凄いっすね、和沙さん。迫力ある~~。」
そんな瑛輔に勇吾、
「まっ、和沙さん…だからね~~。」
「えっ…???どういうことっすか…先輩…???」
勇吾、摘みを食べてビールを飲みながら、
「まっ、その内分かるさ。」
千晶、
「あのね。マユ、茉祐子のおかあさん、その…弟さんが…、プロのカメラマンなの。」
巴、
「ふ~~ん。」
「その…カメラマンの弟さん、物凄いかっこいいんだな~~。で~~。その弟さんが今、マユの家に海外から帰ってきてんだって~~。だから、マユ、今、テンションあげあげ~~。」
和歌葉、和沙、結月、
「へぇ~~え~~。」
その話に勇吾、
「ふ~~ん…。」
ツンとして。
瑛輔、
「先輩…、茉祐子さんに…、そんな人…???」
勇吾、
「だから、俺に訊くなよ、知らねぇ~~って…。」
瑛輔、
「プロの…カメラマン…っか…。」
結月、
「へぇ~~。プロのカメラマン、なんだか…会ってみたいね。興味ある~~。」
そんな結月に、
「た~~く、あんたは何にでも興味持つから~~。かかかか。」
和沙。
その声に巴も、
「かかかか。私も会ってみたい、会ってみたい。」
千晶、
「はい~~???」
そして千晶、後ろを向いて、
「…と言うことですけど…、マユ…、どうする…???」
「…って、何処見て、何言ってんのよ千晶は~~。」
和歌葉と巴。
「こんにちは~~。わぁ、みんないる~~。」
ルーシー、
「ハ~~イ、イラッシャ~~イ、アカリ~~。」
流川朱莉である。

薫子と茉祐子~その愛~ vol.35. 「ウチラの中で、仲間外れと虐めは、絶対に許さない。」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
《PR》
庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。
※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。