「えっ…。…でも…どうしたの、ふたり共…???…なんで、個室に…???」
隼人と里奈の顔を見ながらの智香子。
「うん???あ~、まぁ…今回は、俺達の他にもゲストがいるんだよ。」
隼人。
「ゲスト…???」
そう言いながら椅子から外れて個室の中を窺う智香子。
いきなり個室の入り口に顔を出した女性の顔に、小さな声で、
「…こんにちは。」
と、顔を見合わせながらの浩二と明彦。
智香子、ふたりに挨拶をして、隼人と里奈に、
「大学の…後輩…???」
「あぁ、まぁ…そんなとこ…。」
にこやかに…、少し照れながらの隼人。
「智香子さ~ん、ほんと久し振り~。元気だったぁ~。」
そう言いながら、智香子を抱き締める里奈。
「もっちろんよ~。」
「でも…、まさか…ここで智香子さんに出会えるなんて…、思ってもみなかった~。物っ凄い偶然~。」
そんな里奈の言葉に、少し照れる智香子。
「うん、ほ~んと、偶然~。」
その時、
「は~い、上がったよ~おふたりさん。うん~。」
と、和人が恭子と玲子の前に、盛り合わせを差し出す。
智香子とその他の男女を見ていた恭子と玲子も、その料理を見て、
「うわっ、凄っ、美味しそう~~。」
「ささ、どうぞ~。」
「あっあっ、ごめんね隼人、里奈。私も…大事な妹たち、連れてるから…。はは…。」
「いも…うと…???」
と、顔を見合わせる隼人と里奈。
「うん。私と和人の…大切な妹たち。」
その言葉を聞いて和人の顔を見る隼人と里奈。
そしてそんな隼人と里奈を見て、右目でウィンクをする和人。
その後ろでにこやかに笑う夏輝。
それを見て隼人、すぐさまにこやかな顔をして、
「なるほど…。」
そして、里奈に…、
「んじゃ…、俺たちも弟たちに…里奈。」
「ふふ…、そうね…うん。」
「うわっ、お~いしい~。青山さ~ん。」
と、恭子。
「うんうん、凄~い。」
と、今度は玲子が恭子を見て、和人を見てにこにこ顔で…。
このふたりの声が…、個室の中の明彦に…、
「えッ!!!この声…!!!」
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庄司紗千 3センチの中央線
※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。