「ママ…ママの足…どうなっちゃうの…???」 「ん~~これからお医者の先生が治してくれるのよ~!」
「歩けるように…なるの…???」
「そりゃ…ねぇ~琴が良い子にしていたらね…。ママも頑張って治しちゃう。」
「じゃ琴、毎日良い子にしてる。」
「そうだぞ~川おじちゃんの言う事、しっかり聞かないとダ~メだからねぇ!」
「うん。川じぃ、優しいもん。ママ知ってる???川じぃ…ご飯作るのも上手なの。」
「ハハ…、簡単な男の手料理ですけどね…。」
「そうなんだ~良かったね~琴~!」
「あっそうだ、肝心な事忘れてた。俺って奴ぁ、もう…。」
「何…???どうしたの…???」
「あの事故の後、救急車を呼んでくれた人いたんです。」
「あ~そうそう…、あの時、確か…男性の人が…。」
「実は、その男性の人って、消防署員だったんです。だからあれだけ迅速に対処できたみたいだったんです。」
「そうだったの…。後で…お礼しなきゃ…。」
「その男性の人…、その後、この病院に訪ねてきてどんな状態なのかって、看護婦さんに訊いたみたいでした。事情を聞いて安心したみたいで帰られたそうです。」
「…で、その人の連絡先は…???」
「名前と住所だけのメモを看護婦さんが預かってくれていたようです。」
「そっか~!」
「これです。」
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