「あんたがいるから皆…笑顔になっちゃうよ。」 と、笑いながら麻衣子の顔を見て思わず吹き出す恵美子。
「あのね…、新谷さんの奥さん、やっぱり…そうだったのよ。」
と、友恵。
その友恵の声を聞いた途端に、
麻衣子も、友恵と同じように…手を口に…。
その時、友恵が…、
「ばか…麻衣子、シ―――ッ!」
けれども、その3人の女性の光景は、愛子にも見て分かっていた。
そして…、愛子自身も…、心の中で…、
何とも複雑な気持ちを隠せずにいたのだが…。
それでも、ある意味では、何かが吹っ切れたと言う意味で、
心の中に何かが引っ掛かっていたものが、
何かの切っ掛けで外れて、詰まっていたものが、
流れが良くなったような感じになってきたと言うのが本音でもあった。
遠目で3人の女性を見ながら…、
「やれやれ…。」と、こころの中で呟き、溜息も出たのだった。
それでも、その溜息も、にこやかな溜息であった事も愛子自身、感じるのだった。
「それにしても…恵美ちゃん…???」
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