先日、初めて博多座へ歌舞伎公演を観に行きました。
華やかな舞台、伝統芸能の美しさに心を動かされる一方で、この場所が歩んできた歴史に思いを巡らせる時間にもなりました。
現在の博多座が建つ場所は、かつて「旧十五銀行 福岡支店」があった場所です。
そして奇しくも今日、6月19日は、私にとっても、福岡市民にとっても忘れてはならない日です。
小学生の頃から平和教育の中で、毎年この時期になると福岡大空襲について学んできました。
また、恩師が平和の語り部として活動されていたこともあり、6月19日という日は、幼い頃から特別な思いを寄せてきた日でもあります。
81年前の1945年(昭和20年)6月19日、福岡大空襲が起こりました。
81年前の今頃、あと数時間後、博多の街は炎に包まれ、多くの尊い命と大切なものが失われました。
今、歌舞伎を楽しみ、多くの人が集う博多座の場所も、かつては悲しい歴史の舞台となった場所。
何気なく歩く街にも、そこに生きた人たちの記憶が刻まれているのだと感じます。
自宅から博多の街の方角を見るたび、当時この場所で起きた出来事や、恐怖の中で過ごした方々の思いを想像します。
平和な日々が続くことのありがたさ。
過去を知り、語り継いでいくことの大切さ。
これからも忘れずに心に留めていきたいと思います。
