(#せいのえっせい の続き)



【ひとすじの光。】


「まゆ、ちょっと肩揉んでくれへん?」


子どものころ、母の肩をよく揉んでいた。


「あ〜、そこそこ。そのへん…。」

と、母に言われるままもみもみ…。


揉むと気持ちよさそうにしてくれる母。

そんな母を少しでも楽にしたいと、

カッチコチの肩を一生懸命揉みほぐした。


でも、


「これで合ってるんかなぁ…?」


握力がないわたしは、すぐに手や腕がぱんっぱん。

母の肩がほぐれる前に、わたしの肩もカッチコチになりそうだった。

それに、どれだけ揉みほぐそうと必死に頑張っても、良くなってるような気がしない。


母は喜んでくれてたけど、

子どもながらにモヤモヤしていた。


健康のためのボディケアと言えば、

もみほぐし。

ストレッチ。

筋トレ。

ウォーキングやランニング。

そういうものだと思ってた。


「動くのめんどくさいやん〜。」とは言いつつも、

さすがに運動しなさすぎるのはマズイという危機感はあった。

テレビで話題の健康法となれば、

どれも一度は試してみようとやってみた。


ただ、どれも続かない。

ちょっとした宅トレでも数日で嫌になる。

電車に頼りすぎずに、

何駅か歩くことも、自転車で移動もしてみたけど、

その後の疲れのほうが大きくて、習慣化にすらならない。


ふくらはぎを揉む健康法が流行ったときは、

お風呂上がりにひたすらもみもみもみもみ…。

足ツボの棒を買ってきては、

痛みをこらえながら、足裏をぐりぐりぐりぐり…。

でも、めっちゃいい変化があるわけでもなく。

押したり揉んだりする手が疲れるだけで、

またもやる気がなくなってしまう…。


「これならできそう」と、

思い切ってはじめた畑サークルも、

楽しい反面、健康的になるわけでもなかった。


「健康になるって、

こんなに大変なんかなぁ…。」


いったいぜんたい

「健康体になる」というゴールは、

近づくどころか、

どんどん遠ざかって、

はたまた迷宮入りしてしまってるんやないやろか…。


わたしは、

何のために、

何をしているのか…。


もう、

わけがわからへんかった。


そんなとき、

畑サークルの仲間がしてくれた施術が、

ひとつのきっかけを与えてくれた。



▼続きはこちら

https://note.com/mayuru_8008/n/nd6858f76afe9


#またたびの間

#エッセイ