先日、私が朝食の支度をしていると 起きたばかりの一子が隣りに並んで立ちました。
珍しく黙っています。
「おはようございます。」と、言いながら顔を見ると涙目で 今にも泣き出しそうな表情。
‘今日の夢は悲しかったんだな’と、思いながら私も黙って 一子の髪を撫でました。

一子は夢で感情が左右されます。(短時間ですが)
部活の先輩方や同級生にいじめられた夢を見ると嫌いになり、
優しくされる夢を見ると好きになる。
ただ、学校に行って話して見ると
「やっぱり〇〇ちゃん(〇〇先輩)は優しかった。」とか
「やっぱり〇〇は 意地悪だった」など、
会って話す事で、現実に戻ります。(笑)
残念ながら、某アイドルグループに関しては お会いする事がないので、夢によって いい人になったり、そうでなかったりで、現実に戻りません。次の夢を待つしかありません。(笑)

一子が泣きそうな顔で言いました。
「地震があって…」

私は手を止めて改めて顔を見ました。
元々 今回の東日本震災について、子ども達とも何度か話していました。
九州には被害がなかったので、震災の後しばらくニュースが流れている事に対して 同級生の中には不満の言葉を発する子も何人かいたそうです。
その度に一子は その子に聞こえる様に大きな声で言ったそうです。
「こんな大変な時に‘テレビが面白くなくてマジありえんし’ってゆー奴いるよねー。そんな事言う奴がマジありえん!」

本人に向き合う事はできなかった小心者ですが…(笑)

一子は夢で見た地震の話を聞かせてくれました。
住んでいる公共住宅は壊れて 階段を降りる事も ままならず、
3人とも バラバラになり、お互いに探し回っていたそうです。

近くに公園があるので、一子は私と二太を公園で待つ事にしたのですが、みんなが避難して来るので人で溢れていて、探す事も困難な状況。
やっと会えて喜んだけれど、私が食料や水を取りに帰るので、
ふたりで公園に待っているように言って家に戻ったという夢でした。

これは 地震が起こった時の話をしていた内容だな。
と、思いつつ 落ち着くまで 話を聞きました。
「被害に遭った人達が早く戻ってほしいって すごく思った。」

「今日の夢は一子にとって いい夢だと思うよ。」と 言って、支度を始めました。