続きです。家計簿が合わなくても全く疑いませんでした。娘はいい子ですから。(バカ親です)娘はよく話す子で今日友達や先輩とプリクラに行ったとか、コンビニでお菓子を買ったよ。などと聞いていたので使いすぎだよ。と注意していました。ある土曜日、私は仕事で娘は街まで出掛けると支度をしていました。田舎に住んでいるため往復だけでもおこづかいが余り残らないのにお昼がハンバーガーにしても足りない。初めておかしいと思い、財布を見せるよういいました。娘の形相が変わりました。つり上がり私を睨み付ける目、何かをかみ締めるように歪んだ口元、今まで見た事がない顔でした。娘ではありませんでした。小説で「足元から崩れ落ちる」という表現がありますが、その時の私は正にその状態でした。私はそのお金を無理矢理取り上げて仕事に行こうとしました。すごい形相のその子は私の服を破れるほど引っ張り「ドロボー!金返せー!!!」と大声で叫び、お金を取り戻そうとしました。古い公営住宅に響き渡っていたと思います。裸足にも関わらず階段まで追いかけられましたが、なんとか泣き崩れる娘を置いて仕事にいきました。お金の貸し借りはいけないと教えていましたが、今の彼女なら借りても行くだろう。と、思いながら仕事を終えて家に帰ると穏やかな娘が笑顔で迎えてくれました。「今日は行かなかったよ。落ち着いて考えたら私が悪かった。」分かってくれたのか???「そう。これから友達に流されないでね。」中学生が1回コンビニに行ってお菓子やジュースに2000円から3000円使うのは良くない事であり、娘の将来にとっても良くない事を何度も言ってましたが、再度しつこく言い聞かせました。娘は素直に聞いていました。いや、その時の私には、そう見えました。後からわかった事ですが、素直に聞いているふりをしていただけだったのです。また続きます。しつこいようですが今の娘は変わりました。いい子に戻りました。