●音楽はいいなぁと感じる時間
重症心身障がい者施設での音楽療法の時間は、非言語のコミュニケーションの中で時間が流れていく。
言葉でもジェスチャーでもなく、感じたことを表情や声、小さな動きで表現する。
長年やっているとその人のお気に入りの曲も分かって、その日の気分や状態までわかる。
コロナ感染予防で施設も専従性を取るようになって、音楽を提供できる現場は限られてきた。
9月に入り少しずつ緩和されてきて3年ぶりの音楽療法の時間を迎えることができ、久しぶりの再会となった。
笑顔いっぱいで迎えてくれた人、涙を流す人、あまり表情に表さない人、
簡単な挨拶をして、音楽が始まると目をキラキラさせ声を出したり、それぞれの部屋からみんな出てきて参加され、楽しい時間となった。
会えなかった3年は、音楽というものですぐに消された感があった。
音楽で繋がった人との時間は、これからもずっと変わらず繋がっていくのだと思った日だった。
病棟スタッフからも音楽があるっていいですねぇ〜と声をかけられた。
音楽は、人と人をつなぐコミュニケーションツールでもある思う。
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