美容師さんと話していて、
ふと思い出して、話題にしたのだけど、
数年前、あるトレンド雑誌の記事の取材で、
薄毛治療で有名なクリニックに行った。
そこで、
ドクターにインタビューして、
「どのくらいの症状で治療をスタートするのが適切なのでしょうか?」
と尋ねたら、
「その方によって違います」
と言われる。
私としては、
どのくらいの薄さで、
とか、
抜け毛が気になり始めたら、
とか
まぁ、そういうことが聞ければ、
と思っていたのだけれど。
「たとえば、まだふさふさでも、
抜け毛が気になって仕方ない方。
その方のお父様が薄毛だったから、自分もそうなるのでは・・
などと気にして気にして強いストレスになっている、
そういう場合は、治療をスタートされることで、
安心して気持ちが安定されるので早い方が良いでしょう」
なるほど、そういう効果も
あるのだな、と感心していると、
「逆に、もう髪の毛がほとんどない、という状態でも、
ご本人が、それについて関心がなく
まったく気にせずに、幸せに暮らしているなら、
治療などする必要はないですから。」
「薄毛は病気ではないので、
ご本人が、ストレスになっていて、
どうにかしたい
そう思ったときが治療のスタート時期だと思います」
なんだかね、この話が、私にはとっても感慨深かった。
容姿がどうとか、背がどうとか、
学歴や経歴がどうとか、
年齢がどうとか、
気にする人はコンプレックスになっているだろうし、
同じ状況にいても、気にしていない人にはなんともない。
「とらわれる」というのは、
事象によって、引き起こされるのではなく、
何か別の理由が、
本人の中にあるということなのかもしれませんね。
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