たまにはレッスン以外のお話でも。
今いただいて弾いている楽譜は
「アメイジング・グレイス」
(楽譜にはアメージング・グレイスとありますが)
これ、日本でもとても有名だし人気のある曲ですよね。
讃美歌でメロディも美しく、愛に溢れた歌詞もまた良いですよね。
本田美奈子さんが歌ったのが有名かもしれません。
ただ、日本で人気があるのが何となく違和感…
と、言うのも、この曲の歌詞を書かれたのはアメリカの牧師ジョン・ニュートンさん。
彼は牧師になる前には奴隷船貿易に携わっていました。
つまり、アフリカから無理矢理黒人を連れてきて、農園など富豪に売りつける、という酷いお仕事。
アメイジング・グレイスは、その後改心したジョンが牧師になり、こんな私をお許しくださる慈悲深い神よ…!という歌です(大分簡単に書いてすみません)。
背景を知ると悲しい歌だと思いませんか?
私は偶然短大の時に習っていたので知っていましたが、その時から解釈の難しい曲だと思っています。
宗教のことにはここでは触れませんが、自分がアメイジング・グレイスを弾くときに、どんな気持ちで弾くべきか。
ジョン・ニュートンの気持ちは一生かかってもわからないかも、と思います。
希望に満ちた解釈なのか、懺悔なのか、それとも感謝なのか…。
そしてこの曲が大好きな日本人のそのココロは?
曲の意味を知るのはとても大切ですが、この曲に関してはいつも少しもやもやしてしまうのでした。