皆さん、こんばんは。
金曜日、WEBマガジン『かもめの本棚』さんでの“南仏描き旅日和”、連載第6回が公開されました。今回は、守られる景観をテーマに原稿を書いています。良かったらぜひぜひ、覗いてみてくださいね。
ではでは、ブログでは、大切に守られている景観のいくつかを、ご紹介していきたいと思います。
夏に訪れた南仏ですが、ここ、ルシヨンも印象的でした。
オークルの顔料にもなっているこの土地の土が使われているので、建物の壁色もオークルカラーで統一。
ピンクオレンジ、レッドブラウン、イエローなど、微妙なグラデーションが美しい街並みでした。
ちなみに、古い建物同士を支え合うこんな補強アーチも、使われる素材はその地で採れる石です。太古の昔から石はどこにでもあり、そして当時の建築に欠かせないものでした。総じて石材は耐久性が高いことも、景観が保たれる大きな要因だったのだと思います。
ところ変わってここ、ボニューも、ゆっくりスケッチしたい場所の一つです。こんな石畳の坂道が続きます。
よく見ると、石の敷き方も遊び心があって楽しいのです。
昔の洗濯場跡も、あちこちに残されています。こうゆうものが保存されていると、昔の暮らしぶりが想像できてウキウキしますね。
さらにウキウキすると言えば、家の外にあるこんなテーブル。夕方涼しくなってくると、外で過ごす時間が気持ちいいので、皆さん、こんな空間でゆっくりアペロを楽しまれるみたいです。蚊がほとんどいないことも、羨ましいかぎり。
そうそう、ラヴェンダーが満開だったセナンク修道院ですが、せっかくなので中も見学してきました。
タブレットで日本語の解説を聞きながら、修道院内を歩きます。質素でシンプルな内装ですが、それが逆に新鮮で美しく感じます。昔の修道士たちの暮らしぶりや、石職人たちの匠の技を垣間見ながら、団体の寝室や祈りの間、写本室などをゆっくりまわりました。こんな風に外に開けている中庭の回廊は、瞑想するための大切な場所だったそうです。
さて、最後に、サン・レミ・ド・プロヴァンスに残されているノストラダムスの生家をご紹介。
なんてことない普通の家ですね。(笑)
でも、あの有名な大予言者の生まれ育った家が、何百年経った今も当たり前のように残っていることにビックリしたのでありました。
、、、と、こんな感じに、、、、
今回の旅では、どこを歩いても昔のままの姿で町や村が大事に残されていることに、ただただ感動してしまいました。当時は、石職人がとても大事にされていたそう。石という素材を組むことで、こんなにも複雑で魅力あふれる景観を作り出せることがすごいですし、それらがまた何百年も残されていることが素晴らしいのです。
WEBマガジン『かもめの本棚』さんの“南仏描き旅日和”では、大切に守られている景観のことを、私なりの視点でスケッチとともに綴っています。お時間のある時に、さらりと読んでいただけたら幸いです(*^^*)
最後に、今回の連載は、南仏をガイドしてくださったクリュテュー葉子さんからお聞きしたお話がほとんどです。葉子さんには、本当にあちこち連れて行っていただきました。明るいお人柄と豊かな知識、細やかな心遣い、ガイドさんとしてだけでなく、人としても見習いたいことばかりの、素敵な女性です。
こちらに、葉子さんのホームページのリンクを貼っておきますね。プロヴァンスの旅をお考えでしたら、是非、覗いてみてください。モデルコースなどもあって、旅がイメージしやすくなると思いますよ(^^)














