何だか矛盾を感じて悶々としています。

働くとは、正規雇用が正しくて非正規雇用は悪なのでしょうか。
国は雇用保険に入る働き方をすることだけが、失業者を減らす正しい方法と言っているようで、
何だか釈然としません。

私の悶々の発端はこうです。
政府の新規雇用創出政策の一環として、補助金が出るあるプロジェクトがあります。
新しく働ける人が増えるわけですからいいプロジェクトです。
しかもその仕事なら、経験があって今すぐ働ける優秀な主婦がたくさんいますよ♪♪


ところがここで壁にぶつかります。
雇用保険に入ることが条件なのです。

雇用保険に入るための条件は、週に20時間以上勤務すること。
7時間勤務なら3日、5時間勤務なら4日です。
それじゃぁ主婦にはムリ。
子育て中だから現在働けてないわけで、たとえ3日でも子どもはどうする?
今すぐ保育園にいれられるわけない。
親に預ける?せめて週1日なら何とかなるでしょうけど、3日も4日もは難しい。

その仕事内容なら在宅でもできるのに、出勤しなくちゃいけないの?
1人分を2人でシェアしちゃダメ?
1本いくらの「ギャラ」にしてもらえない?


働くとは「雇用」されることに限らないと思うのです。
雇用されて給料をもらう他にも、個人事業主として業務委託でお金をもらう働き方もある。
今回のように、雇用保険に入ることが絶対条件で、
そのために働きたい人が働けないなんて矛盾している。


雇用保険はつまり失業保険。
月給20万円で半年働いた人が納めた雇用保険はせいぜい6千円。
なのにこの人が失業後もらえる失業手当は70万円以上!
失業保険で世渡りしている人もたくさんいる。
雇用保険はあくまでもセーフティネットなのに、
セーフティネットの方に縛られて入り口で入れないなんて、何だか世の中ヘン。


私は、主婦が個人事業主として働く働き方を推奨しています。
時間という縛りがあることで働けない主婦たちですから、
時間ではなく納品ベースの自由裁量の中で仕事をすることが突破口だと思っています。

「雇用」という籠の中では補償が手厚い分、縛りが多すぎて今まで何十年も同じ場所で足踏みしています。
だからとにかくこれまでのやり方を変えないと、と思っています。

ある人から「非正規雇用を増やすのか」と言われて憮然としたこともあります。。。
正規雇用だけが正義でしょうか?
ゼロか百かではなく、色んな働き方があっていいと思うのです。

結局今回のプロジェクトは、
業務内容にマッチした高い能力の人材(ただし主婦)が豊富にいるにも関わらず、
フルで働けて高い能力を持っている失業者を探すという、
とても高いハードルを掲げなければならないのです。