皆さんこんにちは。クリニック光のいずみ院長石川眞樹夫です。世界と未来に幸せと笑顔を増やすこと。子ども達の苦しみを取り除くことが私の使命です。
-----------------------
親がガンになる、難病になる、うつ病になるなどしては、子ども達の未来にも陰がさすことになります。薬害でそんな事態を招かないためには、
高血圧のお薬の使用は適切かつ最小限であるべきです。
この件について、深く長く研究をされた浜六郎先生の書籍「高血圧は薬で下げるな!」角川oneテーマ21から、降圧剤をどうしても使用する場合の基本原則をご紹介させて頂きます。
製薬メーカーや学会が提唱する降圧剤使用ガイドラインしかご覧になっていないお医者さんにもぜひご一読頂きたい内容です。
また、今これから血圧の薬を開始せざるを得ない状況にある方々には、ご自身の将来のために、ぜひ知っておいて頂きたい情報です。
この情報を、必要な方にぜひシェアしてあげてください。
クリニック光のいずみ院長
自然療法医 石川眞樹夫
-----------------------
以下、浜六郎先生の書籍からの引用です。
●降圧剤を使う場合の基本原則。
降圧剤をどうしても使用する場合は、長期的効果と安全性を考え、
①まず利尿剤、
②次にβブロッカー、
③三番目にACE阻害剤を
用いるべきです。
…中略…
さらに具体的には、
◎合併症のない成人軽症高血圧(160/95以上)の人には
・男性は、まずβブロッカー → 次に利尿剤
・女性は、まず利尿剤 → 次にβブロッカー
・利尿剤とβブロッカーで効果が出なければACE阻害剤
という順番での使用が望ましく、発がん促進作用もあると推定されるカルシウム拮抗剤は最後に選択すべきです。
※男性と女性で指針が異なるのは、ある臨床試験で、男性はβブロッカーが、女性では利尿剤の方が害作用が少ないという結果が出ていることが根拠になっています。
◎65才以上の人には、
・まず利尿剤 → 次にβブロッカー
・その場合も必ず若い人より少量から開始する
・起立時低血圧を含む血圧の下がりすぎや、徐脈に厳重に注意して開始する。
◎糖尿病のある人には
・まずACE阻害剤 → 次にβブロッカー
・最後に利尿剤を考慮する。
・ACE阻害剤は血糖コントロールに良い影響があり、害作用も少ない。どちらにしても薬剤の使用量は少な目にして、血清カリウムの下がりすぎに注意する。糖尿病を合併している場合は、糖尿病を増悪させる危険のあるカルシウム拮抗剤は使わない方が良い。
◎各種合併症を考慮した場合
・脳卒中の後 → 利尿剤
・心筋梗塞の後 → βブロッカー
・心不全の後 → ACE阻害剤
◎妊娠中の高血圧には
・まずメチルドパ錠を使用し、できるだけこれだけに → 次にαブロッカー、サイアザイド系利尿剤(低カリウムに注意しながら)
※メチルドパ錠はやや複雑な作用を持っていますが、神経の興奮を鎮めるように作用する降圧剤です。
◎降圧剤を使ってはいけない病気と状態
×尿が出ない時、急性腎不全時
×βブロッカーを使ってはいけない場合 → 喘息、心伝導ブロックの人、徐脈の場合、重症の動脈閉鎖症
×ACE阻害剤を使ってはいけない → 妊娠中
×アンギオテンシンⅡ受容体拮抗剤ARIを使ってはいけない → 妊娠中
×カルシウム拮抗剤 → 妊娠中、心伝導ブロックの人、徐脈の場合、重い心不全の場合、脳出血直後
◎降圧剤の使用に厳重な注意が必要な場合
×利尿剤 → 痛風、低カリウム血症、肝性昏睡
×すべてのβブロッカー → 喘息発作のある人
-----------------------
★同様の薬効を持つさまざまな薬からどれを選ぶかについては、長期臨床試験ですでに良い結果が確認されているものをまず選ぶ事を原則とします。
・利尿剤なら、ヒドロクロロチアジド、ヒドロクロロチアジド+トリアムテレン
1、いずれも少量に
2、サイアザイド剤(チアジド剤)系利尿剤とカリウム保持性利尿剤(アルダクトンA錠、スピルノラクトン等)の併用が適切である人は多い
3、ラシックスなどのループ利尿剤の長期的利点は未証明
・βブロッカーならアテノロール(商品名テノーミン、これは糖尿病患者さんにも良い。ただし、高齢者や腎障害者には特に少量をもちいること)、メトプロロール酒石酸塩(商品名セロケン、ロプレソール等)、ピンドロール、プロプラノロールなど
・ACE阻害剤なら → カプトプリル、エナラプリルの2種類のみ
以上に挙げた降圧剤があれば、たいていの高血圧患者さんの治療には十分です。これら以外の降圧剤は、(2005年時点で)長期臨床試験が実施されていないので、上記薬剤の単独療法、あるいはこれらの併用療法が無効であつた場合に限って使うようにすべきでしょう。
なおここに述べた説明は、特別な危険因子のない高血圧の人には、まず利尿剤とβブロッカーを使用し、60才以上には利尿剤をまず使用すべきとした米国の1997年の「勧告」(第六次JNC報告)を踏襲したものです。
この勧告で注目すべきは、アンギオテンシンⅡ受容体拮抗剤(ARI)が全く登場しないことです。高価なARIを実際に使わなければならない状況は、少なくとも高血圧に関する限り、ないということを意味しています。
日本では、この不要なARIに、年間3000億円もの薬剤費を払っているのです。これは大変な無駄遣いといわざるをえません。
以上、浜六郎医師著作「高血圧は薬で下げるな!」の一部内容の紹介です。



