今週の月曜日に、空知郡南幌町で有機生産に取り組んでおられる土井弘一さんの圃場をおたずねして参りました。
土井さんは、以前から抗アレルギー米であるゆきひかりを有機栽培で生産しておられた先駆者の一人で、患者様からのご縁で直接訪問に至りました。土井さんの圃場は、釧路から移動した丹頂鶴が長く羽根を休めることが出来るほどの豊かな生物圏が保たれていました。(去年、一昨年と2羽の丹頂鶴が実際にこの圃場に滞在していたとのお話しです)
私が訪ねた日も2羽の白鷺と沢山のカラスたちが、その豊かな水田の恵みを求めて羽ばたいていました。(近隣の田んぼには見向きもせず、土井さんの水田に集まって餌をついばんでいる様子が、その土地の豊かさを物語っていました。)
圃場見学の後、土井さんのご自宅で非公開の資料を含めて、大変貴重なフィールドワークと農業関連の詳しい資料を拝見して参りましたが、その中から、日本中のすべての親御さんと女性達に知ってもらいたい資料とお話しをシェアさせて頂きます。
特に、『遺伝子組み換え作物とグリホサートの問題』です。
北海道大学のフィールド調査により、北見市、十勝平野、富良野、仁木町、余市町などでは、地域におけるグリホサート使用総量とその地区の農村地域における「乳がん」、「子宮がん」の増加ならびに「精子数の減少」に明瞭な相関関係が認められ、この調査結果は、有機農業を推進する人々の集まりでは、既に知られ始めているという貴重なお話しを私は土井さんから直接うかがうことが出来ました。
私自身は秋田県横手市という秋田県の大穀倉地帯で生まれ育ったのですが、この秋田の玉川水系と呼ばれる地域では、私が医者になってからおよそ10年ほどまでの間、他の都道府県にはないほど胆管がんが多発していました。そして、後にその胆管がんの原因は、水田に使用されていたクロルニトルフェンと言う農薬だと判明し、その農薬の使用が制限されてから、秋田県での胆管がんの発生率が激減したという歴史を、私は研修医時代を含め、身をもって経験していますので、グリホサートによる乳がん、子宮癌、不妊症の増加は当然そうなってしかるべき事と理解されました。
以下に秋田県や新潟県で使用されていた農薬についての参考リンクを貼っておきます。
私が自然療法小児科医として、普段からクリニック光のいずみで強く主張しているのは、今の日本で子ども達にどうしても打つ必要のあるワクチンは1つもなく、むしろ乳幼児期にワクチンを打つことが、子ども達の健全な発育を強く阻害するという事ですが、土井さんからは、種もみの消毒から、薬剤を一切使わない方法もうかがい、「子育てと育苗は本当に同じだ」との思いを強くして来ました。
私自身の中では、今まで遺伝子組み換え作物の問題点が、今一つ明瞭でなかったのですのが、今回の訪問と土井さんからのご教示により、農薬で枯れない作物≒農薬の塊になるとしっかり理解出来て大変貴重な学びとなりました。
その上で、土井さんがお土産に下さった資料が「NPO法人メダカの学校」の資料です。
子育て中のお母さん達と農業に関わる方々、また癌を含む難病や奇病で苦しんでいる方々には、改めて、「命のある物を食べてこそ、私達の腸内細菌と全身は命の恵を受けて健康に生きることが出来る」という事実に気づいて欲しいと思います。
私の小児科の師である真弓定夫先生から頂いたお手紙のコピーとともに、シェアさせて頂く次第です。
未来のために。


