半年前は入院していた私の体。
 
ようやく薬が減って来て
「海外にも行っていい」と
偶然先生の口から出たときには
すでにバリ島の予約を取っていた私。
 
バリに行こう!と頭で思うよりも
ずっと前から、
この時期このタイミングで
私はバリに行く事を決めていたんだと思う。
 
 
 
 
 
 
今日は、バリにあるバトゥール山を登りました。
 
標高1700mちょっとの、
登山初心者向けと言われているこの山は
地球の第1チャクラと言われている場所。
 
 
 

 

バリ行き2日前の夜。

 

 
 
何となく、
お風呂で本を読みたくなった。
 
何となく手に取ったのは
世界の絶景の本。
 
3年前に理由も無く買った本で、
何となく捨てずにいた本を
久しぶりに読んだ。
 
 
お風呂に浸かりながら、
次はどこに行きたいかな。
どんな景色を見たいかな。
そう考えながら、
ゆっくり読んだ。
 
 
最後まで読んだ後に、
 
そういえば、
バリの景色は載ってないのかな?
 
って思って
探して見たら1枚だけ載ってたのが
水の女神が住むと言われている
バトゥール湖だった。
 
 

 
あ、この景色を見に行こう!と思って
すぐ調べたら、
バトゥール山の登山が出てきて。
 
 
登山ってこんな軽く決めるものなの?!
と自分でも笑えるほど、
流れるように登る事が決まった。
 
 
今回一緒にバリに行くメンバーとの
グループLINEでは、
面白い情報が飛び交う。
 
 

去年はハワイ島やモロカイ島に出会い
今年はバリ島。
私は、自分で理解していないまま
何かをしている最中なのかもしれない。
 
 
 
 
 
 
 
活火山のバトゥール山は、
ガイド無しでは登れない。
 
 
am1:00にホテルにお迎えが来て、
 
 

登山口に着いたのはam3:00!!
 

こんなゴロゴロした石の上を
歩きながら、
まるで神社の参道を歩いてるみたい✨
なんて呑気な事を考えていられたのは
最初の数分のみで。
 
 
このあと道は
どんどん険しくなり、
山登りっていうか崖登り!!
(言い過ぎww)
 
 
 
もう無理…とかなり早い段階から
弱音を吐き出す私。
 
 
「この口め!
なんで行こうとか言ったんだ」って
言い出した事を後悔したし、
 
出てくる言葉は、
「あとどれくらい?」
「疲れた」
「しんどい」
「もう休む」
そんなのばっかり。
 
 
 
私は一番後ろをよろよろ歩いてた。
 
 
 
 
何回目かの休憩の時に、
「行くよ」って
一番先頭を歩いていたガイドの男の子が
私に手を差し出してくれた。
 
 
一番後ろを一人で歩いていた私は、
いつの間にか手を引かれながら
一番前を歩いてた。
 
一番前を歩かされちゃったし、
英語が話せない私は
余計な事はしゃべれず、
引っ張られるまま進むしかなかった。
 
 
 

真っ暗で前なんて見えない。

足元しか見えない。

手すりも何もない道、

砂で滑りやすい足元。

細い道に、急斜面。

先なんて見てるヒマはなかった。

 

今がどれくらい進んだのか、

いつ辿り着くのか、

この道の先に何があるのか、

何もわからない未知のまま

ただひたすら一歩を前に出すしかない。

進むしかない。

 

 

 

 

無になってようやく、

この山が第1チャクラと

言われている意味が分かった。

 

第1チャクラは生命力。

 

生きるか死ぬか

やるかやめるか

そんな決断をする場所。

 

第1チャクラでは、

好き嫌いとか言ってる場合じゃないんだよね。

嫌いだろうが苦手だろうが、

生きる為にはやるしかない。

 

底力を発揮する場所だし、

ここが開いてようやく

第2チャクラの好き嫌いや

“私”という自我が生まれる。

 

 

 

 

初めての道で真っ暗闇で、

一歩一歩が怖かった。

こんなペースで歩いてて

サンライズに間に合うのか、

不安だった。

 

だけどガイドの男の子は、

「ここに足出すといいよ」と

教えてくれるし、

私が歩きやすいように

誘導してくれるし

「大丈夫?休む?」と

心配してくれるし

よく分からない話で

励ましてくれる。

 

 

彼に手を差し出されて

その手を握った瞬間は、

弱くて頼りなかった男性性から

頼もしくて優しい男性性に

バトンタッチした瞬間だった事に気付く。

 

 

ほら、どっちが良い?

どっちが好み?

と聞かれているようだった。

 

 

 

 

私が、

「この山を登ってみたい。

上からの景色を見てみたい。

そこで私は何を感じるのかを知りたい。」

そう思ってしまったんだもん。

 

黙って連れてけよな!!!

 

 

 

山登り最中に、

自分に怒りが沸いて

ブチ切れてた。

バトゥール山が活火山なのも

影響してるかもね笑い泣き

 

 

 

 

 

ひたすら登って登って

辿り着いた時の感動よ!!

 

登れた自分の体に感動した。

半年前は入院で1ヶ月半も寝たきりだったし

退院したからってその生活は変わってない。

体力なんてないと思っていた

私の体が、登山したの😭

 

もう十分なほど

感動した私だったけど、

一応メインはこの場所から

サンライズを見る事だったので

日が昇るのを待つ。

 

 


まだまだこんなに真っ暗。
振り返ると、後から登ってくる人たちのライトで光の道が出来ていた。
 
 
だんだん人が増えてきて、
空の色も変わり始める。
 
 
 

霧がかかっていたんだけど
一瞬姿を現した太陽にまた感動😭
 
鳥達が目覚めて鳴き始める。
新しい日がまた始まった。
 

 

 

登るまでの恐怖と不安感。

もうやめたい、諦めたいって思ったけど、

登ってみればこんなに守られている事を知る。

 

手を引かれ、後ろを支えられ、

声を掛けてもらいながら

私はただ足元だけを見て進んだ。

 

先が見えないまま辿り着いた場所は

特別な場所でも何でもない。

 

だけど、

自然現象の奇跡を見て

人の優しさに触れて、

そしてその全てをひっくるめて最後に思う事は、

「私、よくやったね!よく頑張ったね」

という自分への敬意と、

「こんな景色を見せてくれてありがとう」

という自分への大きな感謝。  

 

 

今この山を登ってきた数時間前の私にも、

数日前にバトゥール山を見つけた私にも、

2ヶ月にバリ行きを決めた私にも、

この半年間身体の調整をしていた私にも、

 

 

過去全ての私に心からの

「ありがとう」を浴びせた。

 

 

 

一緒に登った仲間達!!

 

 

 

日が昇ったところで、

次は下山!

 

もう当たり前に手を握って歩く私達(笑)

私の足がガクガクで介護に近い笑い泣き笑い泣き

 

 

 
 
きっと彼は私の為に現れたバリの使者に違いない!笑
私に改めて男性の頼もしさと優しさを気付かせてくれるためにきっと現れた。
 
 
最後のこの時に、
すごい不意打ちで
「あなたのビッグスマイルのおかげで、

僕の疲れは減ったよ」

的な事を言われた。

 

 

その後私の頭に響いた言葉は、

「あなたの笑顔の為なら

これからも僕は頑張るよ」

 

 

 

このバトゥール山や
ガイドの彼を通して、
私はずっと自分を見ていたのだけど
山頂で自分自身に
「ありがとう!大好き!」と
伝えたその返事をもらえたような。
 
 
 
これから先、
きっと私は何度も今回の感動体験と
この言葉を思い出すよ。
 
 

 

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