湘南・藤沢 50代からの終活サポート!お片付け相談室の小林早苗です。
 
今日はこの時期多い、転勤・転居に伴う高齢になった親御さんを呼び寄せる方もいらっしゃると思います、
 
なかには予定になかった親御さんのお迎えをという方もいらっしゃると思います。
 
これが近くのアパートやマンション、施設などであればまだいいのですが、子ども世帯の家に同居となると「部屋の問題」が出てきますよね。
 
最初から将来、親を迎えれるようにとお部屋の使い方や、お部屋を用意していれば別ですが、そんな方ばかりではないと思います。
 
お話を伺う中で、「急に母を引き取ることになったんだけど、2階の部屋しか空けれなくて、階段を使うからヒヤヒヤしているのよ。」と言われる娘様。
 
その娘様も既に70代です。
 
ご自分でも仰っていましたが、”老々介護”と言われていました。
 
これから我が国の超高齢化社会に向けて、益々増えていきますよね。

親御さんを迎えるにあたって家の状態は?

家が戸建てなのかアパート・マンションのような集合住宅なのかということもありますが、出来れば1人部屋を用意できるといいですね。 
 
窓は欲しいです。 お日様の光を浴びることも大事ですが、夜が明けて朝になると部屋も明るくなるように、時間の体感覚も鈍くならなくていいです。
 
集合住宅の中には窓のない部屋もありますが、そういう場合、年中部屋の電気を付けていたりしているので、時計を見ないとわかりません。
 
元気なうちはいいのですが、認知症を発症した場合、6時でも朝なのか夕方なのかわからなくなるということもあります。 デジタル恐るべしですが、今はデジタル表示が多いですよね(;^ω^)
 
戸建てなら1階に用意してあげられるといいですね。 
 
先ほどの方はお母様を2階のお部屋にしたために、お母様は娘様がいらっしゃる時でないと1階に下りれないと言われていました。
 
それも90歳近くでしたから、下りる時はお尻と足で1段づつ、娘様が見守りながらという感じでお二人とも大変だったと思います。 それでも2年位はご一緒に暮らされていらっしゃっていましたが、お母様の方から近くの有料老人ホームにお入りになられると提案があって、そのようにされていました。
 
このようなお話を伺ってもお部屋はなるべく1階にご用意しましょう。
 
子世代の皆さんには当たり前な家の中のことも親御さんにとっては浦島太郎状態です。
 
トイレ、洗面所、お風呂など扉がたくさんあると、最初はなかなか覚えられません。
 
「広くないからすぐ覚えられるでしょ」というのは若い人の考えです。
 
これが70代の方に通用はしません。
 
出来れば最初、覚えられるまでの間で構いませんから、トイレ、洗面所、納戸というようにプレートのようなもので場所表示をしてあげると、親御様のイチイチ聞かなくて済みますし、若い人達は聞かれなくて済むので、お互いのためにもいいとお伝えしています。
 
何度も通っているうちに、体で位置を覚えるので、表示をしているのは一時の間ですから、お互いが気持ちよく過ごせるように工夫が大事です。
 
食事の時間やお風呂の時間が決まっているのなら、その時間も書いて渡してあげるのがいいと思います。
 
家族のスケジュールも大体でいいので、こんな生活サイクルなんだよ、と紙に書いて渡しておくといいと思います。
 
そうでないと「いつになったら帰るの?」と心配から小言が多くなるということもあります。
 
逆に帰宅していないのに外灯を消されてしまったりとか、思わぬ出来事にも遭遇します。
 
今まで親御様がどんな暮らしをしていたかもあるので、出来ればヒアリングをして、お互いの中間でバランスがとれるといいですね。
 
親御様はお部屋の広さを6畳間と言われても、4畳半と言われても、広さの感覚はあまり持っていないと思っていていいと思います。
 
残念ながら、自分の持って行きたいものは、大体の方は主張されます。
 
それが置けるだけの物であれば問題ありませんが、今まで一人で住まわれていたなら、それなりの所帯道具をお持ちであることは間違いありませんので、お引越しに関しては、よく話を聞きながら、進めてくださいませ。
 
そして、とても収まりそうにない場合はお嫁さんならお姑さんに言いづらい時は、息子さんであるご主人様から話してもらいましょう。
 
嫁の言うことは聞かなくても、まだ息子の言うことは聞きますから。それでも言うことを聞かなければ、体感してもらうのが一番です。
 
家が荷物だらけになるのは嫌でしょうが、高齢になってくると空間認知力が弱くなってきますので、仕方ありません。
 
自分たちの将来の勉強だと思って下さいませ。他人事ではないのですよ。
 
私のお友達のお母様は広~い一軒家で長いこと、お住まいでした。
 
注文住宅といえども、お母様が思われていた広さでなかったのと、同じ6畳でも団地サイズの6畳だったのでお引越し当初は、彼女の家に行くと毎回、お母様から同じ話を聞かされていました。
 
今も荷物の量は変わらないようで、タンスセットとベッドと置物で囲まれていらっしゃるようで、足元が危ないと友達は心配していますが、こればかりはご本人が心に片を付けないとできないので仕方りません。
 
こちらのケースはお引越し前に娘さんは親御様の荷物に無頓着だったのです。
 
何事もそうですが、事前に情報を入れているのとそうでないのとでは、親御様も「こんな筈ではなかった」と言うものです。
 
たとえ言っていたとしても「感覚の違い」で揉めることがあります。
 
こればかりは上手に折り合いをつけるしかありません。
 
お引越しをしてくる前に、「どれをこれからも使いたいと思っているのか」ということを聞いてあげると判断しやすくなるのではないかと思います。
 
高齢者あるあるでは、「まだ使えるから勿体ない」という言葉を皆さんよく言われます。
 
物は使えるから勿体ないのではなく、””使っていないこと”が勿体ないということだと伝えてあげてくださいませ。

まとめ

◎部屋は採光がとれる部屋
◎一人部屋
◎ルールを決める(食事時間、お風呂、買い物など)
◎場所がわかるまで表示をする
◎引越してくる前に荷物の選別を出来れば一緒におこなう(使う物だけ厳選)
◎大事なことはお互いが納得いくまで話し合いましょう。ここは大事です。

 

無料メール講座ができましたのでご活用くださいませ。

 

エンディングノート書き方講座とデジタル遺品を作らないようにする講座の申し込みはこちらから
■いざという時家族が困らないようにデジタル遺品を作らないための講座

5月25日(火)10時~11時45分

エンディングノート書き方講座
5月18日(火)10時~12時まで   オンラインZOOM
5月27日(木)10時~12時まで   オンラインZOOM

世間でも注目を集めつつあるエンディングノート(エターナルノート)ともいいます。
皆さん、興味があって購入されるものの、お一人で全てを書き上げられる方は僅か数パーセントとのデータがあります。
生前整理認定指導員の私から、書き方のコツをお伝えしつつポイントなどもお話させて
頂きます。 是非この機会にご参加下さいませ。