こんにちは。

真宗大谷派僧侶、京都・浄慶寺坊守、さとう式リンパケアセルフケアマスターの

中島千晴と申しますニコニコ

 

 

ご近所さんから、ワラビのおすそ分けを頂きましたー爆  笑



有難いことにあく抜きまで済ませて下さっているので、あとは調理するだけ。

炊き込みご飯にしようか、お揚げさんと一緒に炊こうか…と考えています♡

 

季節の旬のものを頂ける、って幸せですよね~ドキドキ

夏には真っ赤に熟れたトマトやみずみずしいキュウリ、冬の大根は甘くておいしいし、白菜たっぶりのお鍋は最高!!

山菜の苦みは春の香りやし、キノコたっぷりのホイル蒸しなんかは秋の味覚♪

今はどんな野菜も年中スーパーで手に入るけど、うちではなるべく旬の野菜を旬の時期に食卓にあげるように心がけてますニコニコ

私たちの体は食べたものでできているのだから、自然界の中で本来実るべき時期に実った、質のいい食物を食べることが『家族の健康を守る』ことになると思っていますから。

 

……でも。

先日、福島から保養にいらしたお母様とお話する機会がありまして。

そこでは、私がふだん心がけている「旬の野菜を旬の時期に」と真逆のことが為されていることを知りました。

そのお母様は、敢えて夏には白菜、冬にはキュウリ、を選んでいるそうです。

『家族の健康を守る』ために。

 

なぜか?

 

 

放射能を避けるためです。放射能から子どもを守るためです。

福島原発の事故から8年経ち、TVでは復興が声高に叫ばれる今でも、

野菜の産地を気にかけ、

それが地元のものであれば

放射能検査は済んでいるのか?

収穫された畑の土は安全か?

その畑を取り囲む未除染の山からの風の影響はどうだろう?

肥料に使う腐葉土はどこからのもの?それは安全?

そして何より、それを子どもに食べさせても大丈夫……???

毎日毎日、来る日も来る日もそんなことを考えながら買い物をする母親たちが福島にはいるのです。

 

その方はおっしゃいました。

 

季節外れの野菜なら、ビニールハウスの中で育てられている。

少なくとも外気から隔たれ、管理された環境で育てられている。

自然界にあるものよりも安心だ、と。

 

 

……苦しかったショボーン

何とも言えず、胸が苦しくて、痛くて。

彼女も私も、子どもの健康を守りたい、と思ってる。

大切にしているものは同じなのに、住んでいる地域が違うことで選択が真逆のものになる。

旬の野菜を食卓に上げようとする私と、

旬の野菜を敢えて食卓から外す、福島の母親たち。

 

彼女たちにとっても8年前まで、

春のワラビやタケノコは当たり前でした。

子たちはつくしを採り、つつじの蜜を吸っていました。

泥だんごを作り、公園のすみっこで秘密基地を作って遊んでいました。

それなのに今は、「関西に保養に来た時にしかそんな遊びはできません」と言ってました。

 

東日本大震災から8年。

あの時は大変だったね~……なんていうような過去の話ではありません。

現在進行形です。

今でもなお、見えない不安と戦っている人たちがいます。

しかも、それは終わりが見えない。

 

そのお母さまはおっしゃいました

「私たちの存在を忘れないで」って。

「寄付してくれ、とか、安全な野菜を送ってくれ、とかいう話じゃない。

福島に私たちがいることを忘れないで」って。

 

私は、ひとりでも多くの人にこの事実を伝えようと思って、今、ブログに書いています。

善とか悪とか、正しいとか正しくないとか、そういう話じゃない。

かわいそうとか、同情とかの話でもない。

ただただ、私がこの春に出会った、同じ年ごろの子どもを持つひとりの母親の話をみんなにお伝えしたいのです。

まだまだたくさんのお話を聞きましたが、長くなるのでまた次の機会に。

 

 

ご近所さんから頂いたワラビは、炊き込みご飯と天ぷらにして頂きましたドキドキ

ほろ苦くて、春の味。やっぱり美味しいニコニコ

福島にいる彼女を思って、有難く、噛みしめて、頂きました。


一日でも早く、福島の方々が安心して暮らせる日々が戻りますように心から念じて止みません。

 

 

南無阿弥陀仏。

 

 

長文、お付き合い頂きましてありがとうございました。