20数年前の話し
「10日間九州一周」
のプランのみで
夫、娘の3人旅
予約ホテル等、なし
「足」はマイカーのみ
トランクには
釣り道具やテント、
まだ不慣れだった
キャンプ道具も詰め込んだ
私が車の免許取って
1年目くらいの頃だった
基本運転は私がする
(当時大阪府下在住)
今なら判る
「少し昔」の特権
世にはスマホや
タブレット端末もなく
家にはデスクトップの
パソコンが1台、
ホームペーがあるホテルなど
まだ少なく
ましてや安宿など論外
本や雑誌の仕込み知識も
素材として受け取り
「現物」以外は
信じ切らないようにして
あとは自分のイマジネーション
を信じてた
て、要は
行ってみないと判らん(笑)
てことね
「当日の宿探し」が楽しかった
町の看板や
どこぞの裏紙に載ってた
広告など見つけて
車内から電話してみる
(既に公衆電話では無い(笑)
声が感じいいの悪いの
窓から見える奥さん(?)が
優しそうだのがめつそうだの(笑)
値段と場所と勘
別に全部良くなくても
トータルで10ならアリ
(アンバランスもよし)
失敗しても面白く
別に住むわけじゃなし
そうそう
最初は大阪府下から一気に
九州のつもりが 途中立ち寄った
広島、尾道がたいそう気に入り
通過するのが勿体なく
急遽1泊したのも懐かしい
優しい女将の店で
初めて食べた
オコゼの天ぷらと
マテ貝
気分よく飲み食いしたら
酔った勢いで
千光寺へ向かう階段を
夜中一気に駆け登り
気づけばゼイゼイ息が上がり
大笑いしてた
私たち家族も若かった
キャンプしたテント内では
10時過ぎにやっと目覚めたら
外から聞こえてくるは
隣のキャンパー家族、
とっくに朝の釣りと朝食も終え
朝礼のごとく
「本日の予定〜」と、お父さんが
奥さんと小学生の子どもに
唱えている、、、!
こちらは
寝癖アタマのダンナ
寝ぼけ眼の娘
ボサボサのワタシ( •̀ㅁ•́;)
到底テントから出られず
静かに待機してたっけ( (;ŏ﹏ŏ)
でも結局その家族から
自分たちは釣るだけで食べない
…とかで
釣果のキスとかを頂き
嬉しくて私たちも
長崎で買っていたカステラを
お礼に差し上げたりした
そして朝礼通りの時刻に
出発して行くのを見送りヾ(^o^)ノ
その後 私たちは
魚のBBQモーニングに
ありついた(• ▽ •;)
到底あの家族には及ばないし
またなれないけれど
こんなもまた
見事でなるほど良いなぁ
と納得もできた
彼らもまた我らのようには
まっぴらごめんだろうけど
こうして旅先にて袖擦り合うには
楽しんで貰えたやもしれぬ
違う世界は土地だけでなく
人もそれぞれ
味もそれぞれ
普通の喫茶店で食べたチャンポンが
名店のそれより美味しかったとか
さすがの高級ホテルの
スマートなホスピタリティにも
感銘を受けたら
自分も背すじが伸びて
オシャレの高みに触れるのも
素敵じゃないかと思ったり
予定に無い出来ごとから
思わぬ価値観に出会う
今に思えば
あんなに楽しかったのに
ちゃんとした
写真というものが…ないのだ
でも それはそれで よし
あの時が許した自然だったのだ
さて…と
この南の旅の次に
part2があるとしたら

