○○はNO!ということは読む人のために言いたくないなーと思うのですが、
これはNO!と言い続けます。
出産後に腹筋運動はしないで!!
と。
私はアラフォーど真ん中世代。
アラフォー世代の腹筋運動と言えば、クランチ。
こういうタイプの腹筋、部活でやりませんでしたか?

私は中学生の頃、散々やらされましたね。
この運動自体にいい悪いはないですが(人によってはメリットが多い場合もありますが)、この運動や動きは、
出産後には絶対にして欲しくないのです。
これはずっと言い続けていますが、
様々なメディアが増えていくと、目立つ・わかりやすいものが広がっていく傾向があります。
(効果のあり・なし、デメリットは別にして。)
そんなものの中には、産後の方に向けた内容で上記のようなものがでてきて、「やります!!」なんていうコメントがついていて、驚くのですが、出産後の体は特別な状態です。
産後ダイエットやエクササイズは、普通のダイエット・エクササイズとは別に考えないと、逆に体に負担をかけます、ダメージを与えます。
出産後の体を健康に、美しくするのには、
産後の体に適切な方法でやるべき。
もう何度もこちらで伝えていることですが、多くの人に、これから出産する方にも広がるよう、以前の記事を修正して改めて投稿します。
出産後に必要なのは、腹筋運動ではなく、身体の使い方を変えること。
身体の使い方を変えると、身体は変わる。
ということは、私のセッションを今までに受けて頂いた方は、よくおわかりのことだと思います。
そして産後の方には産後の母親教室で初回に産後の体の取り扱いにおける注意点と、どう体を使っていくべきかを伝えています。
(※産後の身体は特別な状態なので、普段とは違うことに注意が必要です。)
その中でも、全ての出産した方に産後直後から気を付けてほしいところ、
こちらにもあげておきます。
骨盤周り、お腹周りです。
もっとダイレクトに言えば、子宮です。
十月十日、赤ちゃんが育っていく子宮が、
通常より、かなり大きくなります。
(通常と比べて、妊娠後期で、子宮の容積は2000~2500倍に。)
「体重は戻ってきているのに、お腹のぷよぷよが残ったまま…。」なんて言葉、よく聞きますし、私自身もそうでした。
母乳育児していると、するすると体重は
減っていくんですよね。
だけど、もちろん、
体重が減る=ボディラインがきれいになる。わけではないです。
体を適切に使っていないと、
ボディラインは変わりません。
そこで、気を付けてほしいことが。
出産間もない頃から、数か月の時点でも、前述した、いわゆる腹筋運動は、一切お勧めいたしません。

仰向けの状態で、上半身を起こすタイプの腹筋運動です。
これ、産後女性にはお勧めしていないというより、
「やらないでください」
とお伝えてます。
そう伝えし、身体の使い方をかえていくことで、母親教室に参加されたみなさんは、
一か月でお腹周りが5~10cmサイズダウンするということが当然のごとく起こります。
産後の体は、以前と比べ、様々な所が変化しています。
産後、一番最初に意識すべきことは、まず休養すること。
そちらについては、こちらをご覧ください
産褥期の過ごし方その間は運動をする必要はありません。
ただ、骨盤底筋ケアは必須です。
これは、入院中から、出産したその日からできます。
おまたぢから®セミナーを受講していただいた方は
おわかりだと思いますが、産後、骨盤底筋はかなりダメージを受けた状態になっています。
そこを放置しておくと、自然に戻る方もいますが、
現代の、元々筋力がない女性の場合、そして現代的な生活をしている場合、
内臓や骨を支えている大事なこの部分、日常生活では戻りません。
むしろ、さらに重力がかかって、ダメージをうけ、尿漏れ、頻尿、子宮脱なんてことになりかねないです。
実際にそうなっている方、多いです…。
(ひどいくなるまで放置すると、小さい赤ちゃんがいて、手術なんてことも。)
そして、産後、骨盤底筋が戻っていない状態での、
さきほど上げた腹筋運動をすることで、骨盤底筋に負担(圧)をかけて、
ダメージをあたえてしまうことがあります。
お腹周り、骨盤周りの筋肉に関しては、
産後はまず、骨盤底筋のしなやかな力を戻すこと。
そこから次は、腹筋に意識を向けますが、ここで産後のお腹の状態を確認。
腹筋というと、いわゆる板チョコの様に割れる筋肉を、イメージする方も多いのではないですか?
これ。
これが、産後女性は特殊な状態になっています。
2本の大きな筋肉が妊娠中に
外側に離れた状態になっています。

全ての方ではないですが、
人によっては、2本の間の「白線」といわれる部分が開いて、
「腹直筋離解」がおこります。
人によって程度の差がありますが、
元々の筋肉の状態、
妊娠中の筋肉の使い方、
子宮の(胎児の)大きさ
などによって、
開き方が違い、
産後のこの部分が、開きすぎているのは、注意が必要です。
開きすぎの目安としては、仰向けで膝を立てた状態で、
上体を軽く(頭~肩ぐらい)持ち上げ
おへその下に手の指を入れていった時、
第二関節くらいまで、ずぼっと入ってしまうのは
注意が必要です。
その状態で、上体を起こす腹筋運動をすると、
はなれた部分から、内臓が出てきてしまうということも
起こり得るのです。(白線ヘルニアと言います。)
なので、産後(出産後1年くらいが目安)には、最初にあげた腹筋運動ではなく、
産後の体に負担をかけない身体の使い方や、運動をするのであれば、負担をかけず、効果的な腹筋運動が必要になります。
もちろん、産後は骨盤底筋ケアをしているのが必須です。
そこから、まずはお腹の内側にある腹横筋を本来の状態に戻して、
外側に広がっている腹直筋を
内側に引き込む動きが必要なのです。
(詳しい動きについては、産後の母親教室でお伝えします。)
腹直筋を、ぎゅっと縮めてしまう動きはNGです。
そういった運動を、意識的にしていなくても、
寝ている状態から、一気に仰向けに起き上がる動きも
やめておいた方がいいです。
これを毎日毎日していることで、体にダメージを与えてしまいます。
起き上がるときは、必ず横を向いてから、手をついて起き上がるようにしてくださいね。
これを意識していくことで、
妊娠前よりも、すっきりしたお腹を作っていくことは可能ですから。
これをお伝えすると、
「腹筋、やってました
」
の声がよくあがるので、今後も何度もこちらに書いていこうかと思っています。
もう喉元過ぎたわ…。という方も
周りの妊婦さん、産後の方にお伝えいただけたら幸いです。
「そんなこと、病院で言ってもらえなかった!」という言葉もいただきます。
命に関わることでしたら病院で伝えてもらえますが、それ以外のこととなると、病院ではそこまでかまっていられません。
そもそも病院は、何かがあったときに、それを治す場所であり、普段の予防は日常生活でが基本。
産後の体の健康も、美しさも、日常の体の使い方で手に入れることができます。
起き上がるという動きは毎日の中に必ずあるからこそ、気を付けてくださいね。
そういえば、妊娠前、10代の頃から、ぽっこりお腹が標準装備だった私も、産後にそれをなくしたのは、無理な腹筋運動でなく、日常の体の使い方があってこそ。
産後にこそ美腹を作りたい方、産後の母親教室でお待ちしております。
教室では、身体の使い方に加えて、無理のない効果的なエクササイズも行っていきますので1ヶ月で別人のような体作りを叶えます。
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