【最終話】「50歳の自分に感謝される生き方をしたい」——アラフォーで人生を立て直した話
第2話の続きです。
同窓会のあと。
SNSを見て落ち込み。
自分の人生が分からなくなった私。
そして初めて。
「私は本当は何がしたいんだろう」
そう考えるようになりました。
■空っぽだったノート
ノートを開き。
やりたいことを書こうとした私。
でも。
何も出てこない。
本当に何も。
昔はあったんです。
海外旅行したい。
資格を取りたい。
副業してみたい。
趣味を極めたい。
でも気づけば。
子育て。
仕事。
家事。
毎日を回すことだけで精一杯になっていました。
そして。
自分のことを後回しにし続けた結果、自分が何者か分からなくなっていたんです。
■小さな挑戦
だから私は。
大きな夢を探すのをやめました。
代わりに。
「少しだけ気になること」
を書き出したんです。
読書。
カフェ巡り。
文章を書くこと。
一人旅。
すると。
昔好きだったものが少しずつ思い出されました。
特に。
文章を書くこと。
学生時代から好きだったのに。
社会人になってから、すっかり忘れていたんです。
■誰にも言わず始めたこと
私はこっそりブログを始めました。
もちろん最初は。
誰も読まない。
反応もない。
でも。
不思議でした。
久しぶりに。
「明日が少し楽しみ」
そう思えたんです。
子どものためじゃない。
夫のためでもない。
自分のため。
それが何年ぶりだったか分かりません。
■夫の意外な反応
ある日。
夫にブログのことがバレました。
正直。
「そんな暇あるの?」
と言われると思っていました。
でも。
夫は意外なことを言ったんです。
「最近楽しそうだよね」
私は驚きました。
自分では気づいていなかったから。
でも確かに。
少し前より笑っていたかもしれない。
■SNSを見る目が変わった
それから不思議なことが起きました。
SNSを見ても。
前ほど苦しくならなくなったんです。
旅行投稿を見ても。
成功話を見ても。
幸せそうな家族写真を見ても。
羨ましい気持ちはある。
でも。
「私には私の人生がある」
そう思えるようになりました。
たぶん。
比較ばかりしていた頃の私は。
自分の人生に集中できていなかったんです。
■同窓会から一年後
あの同窓会から一年。
再び同級生と集まる機会がありました。
相変わらず。
人生はバラバラ。
転職した人。
離婚した人。
再婚した人。
介護が始まった人。
でも。
今回は焦りませんでした。
なぜなら。
みんなそれぞれ大変なんだと知ったから。
そして。
誰かの人生と比べても、自分の人生は良くならない。
そのことが少し分かったからです。
■50歳の自分へ
最近。
私はこんなことを考えるようになりました。
今の私は。
10年後の50歳の自分に何を残せるだろう。
20年後の60歳の自分に何を渡せるだろう。
若返ることはできません。
でも。
未来の自分を少し楽にしてあげることはできる。
そう思うようになりました。
だから私は今。
「50歳の私に感謝される生き方をしたい」
そう考えています。
アラフォーは終わりじゃない。
むしろ。
これからの人生を作り直せる最後のスタート地点なのかもしれません。
■管理人より
アラフォー世代の悩みとして非常に多いのが、「人生の正解が分からなくなった」という声です。
子育て、仕事、夫婦関係、親の介護、お金の不安。
多くの課題が同時に押し寄せる年代だからこそ、迷うのは自然なことだと思います。
それでも、自分のための小さな楽しみを持つだけで、人生の見え方は大きく変わるのかもしれません。
■体験談募集
アラフォーの人生再スタート・夫婦関係・仕事の悩み・将来の不安に関する体験談を募集しています。
・40代で新しいことを始めた
・SNS疲れから抜け出した
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