【第1話】「うちの跡取りなんだから」——義実家の“長男教”が想像以上に地獄だった
夫と結婚した時。
正直、義実家には少し古い家という印象はありました。
大きな仏壇。
昔ながらの親戚付き合い。
やたらと“家”を大事にする空気。
でも。
まさか令和になってまで、“跡取り”という言葉に苦しめられるとは思っていなかったんです。
■最初に言われた言葉
結婚の挨拶へ行った時。
義父はお酒を飲みながら、上機嫌で言いました。
「長男が結婚してくれて安心した」
「これで家が続く」
私はその時、深く考えていませんでした。
“昔の人っぽいな”くらい。
でも。
結婚してから、その言葉の重さを思い知ることになります。
■義母の価値観
義母は、悪い人ではありません。
むしろ世話焼きで、近所でも評判のいい人。
でも。
考え方が、とにかく古かった。
「長男なんだから」
「家を守らなきゃ」
「将来は同居ね」
そんな話を、悪気なく何度もしてくるんです。
最初は笑って流していました。
でも少しずつ。
“私はこの家に入った人間なんだ”
そんな圧を感じるようになりました。
■子どもができてから
そして、私が妊娠してから。
義実家の空気は一気に変わりました。
性別が分かる前から。
「やっぱり男の子かな〜」
「跡取りが楽しみだね」
そんな言葉ばかり。
私はだんだん、それを聞くのが苦痛になっていきました。
子どもって、“跡取り”として生まれてくるものなんでしょうか。
私はただ。
元気に産まれてきてくれれば、それでよかったのに。
(第2話へ続きます)
■管理人より
地方や昔ながらの家系では、今でも“跡取り問題”で悩む方が少なくありません。
特に長男嫁へのプレッシャーは、想像以上に重いものがあります。
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